皆さま、知育活動、お疲れ様でございます。
長介(ちょうすけ)です。
さて、幼稚園に上がるころになると、知育を始める方も多くなるかと思います。
同時に、一体どのような知育活動がわが子に合っているか、悩まれることでしょう。
かくいう私も、幼児教室の体験会などにも参加し、吟味し、悩みました。しかし、「めばえ教室」の教材を購入して感触を掴んでからは、一変して家庭での知育活動を行っています。
それからというもの、その「めばえ教室」を使って約2年間経ったころに、新たに、家庭向け知能育成教材「キディトレイン(年中版)」を追加しました。今回は、その体験や気づいた点などをお伝えしたいと思っています。
「キディトレイン」とは?
「知能因子に刺激を与えて知能を育む」ことを提唱するギルフォード理論。「キディトレイン」は、その理論に沿って開発された、幼児向け知能開発教材です。年少・年中・年長向けの、1学年1コース計3コースとなっています。1学年あたりの教材数は約30個~40個。費用は、1学年あたり、約10,000円。全国の幼稚園や、幼児教室にも導入されているようです。
このキディトレインの、教材面での特徴は、具体物を数多く使うこと。また、家庭での指導方法と狙いが、各教材ごとに細かく記載されています。
教材の難易度は、易しい部類に入ると思いますが、これには個人差があると思います。そのため、購入検討の際は、「キディトレイン」の公式ページ上で掲載されている「お試し教材」を確認されると良いでしょう。私の場合は、子供にとって少し難しい程度の教材を選びたいため、実際の年次より1学年先のコースを購入しました。
このように、購入制限がない知能開発教材のため、難易度をご家庭でコントロールできます。成長の可能性に蓋をしない提示が可能になります。
体感したらわかった!キディトレインのココが良い
家庭でキディトレイン「年中」教材を活用して感じたことをまとめてみました。
この「キディトレイン」は、
幅広く知育活動に取り組みたい方に適しています。
キディトレインの教材は、お受験用教材とはコンセプトが違います。そのため、易しくステップアップでき、リラックスして取り組める配慮があります。幅広い知能因子の刺激を主眼としているため、ことば、かず、記号など、様々な分野に活かせる教材があります。
初めて知育活動に取り組む方におすすめです。
家庭内で使用する際の、細かい指導書が添付されています。そのため、子供への提示(働きかけ)に思考錯誤することがありません。また、親と一緒に取り組む教材も多いため、子供も拒否反応を起こすなく、楽しめることでしょう。
子供の生活リズムが狂いがちな日常でも、無理のない提示が可能。
個人的な感想ですが、教材の難易度は、良い意味で易しいと思います。そのこともあり、思考系の知能教材でありながら、スキマ時間を使った知育活動にも活かせます。
コストパフォーマンスは高いといえるでしょう。
「教材が持つ本来の知育効果」と「教材の提示しやすさ」を考慮すると、1年間あたり約10,000円(1か月あたり約800円)の教材価格に、お得感を覚えます。
キディトレインの「ココは仕方がない」と思うところ
コース料金も良心的、教材内容も良し、親の提示に対する配慮も行き届いていて、家庭での取り組みにも安心感があります。こうみると、さしあたって、悪いところはみあたりません。しかしながら、
・既に知育活動に取り組まれている方は、難易度的に物足りなさを感じるかもしれません。そのような場合は、1学年、前倒しをして取り組むのも良いかもしれません。(年少ならば、年中の教材を利用)
・親が立てる目標にもよりますが、本教材は、知能を底上げする「総合的な知能教材」となります。そのため、パズル(ずけい)、かず、ことばなどの領域で、より知能を伸ばすためには、より専門的な市販教材が必要になるでしょう。
・短所にはあたりませんが、聞いて判別するトレーニングや、短期記憶力を向上させるトレーニングなどは、親と一緒に取り組む必要があります。このよな、親と子供が一緒に取り組む教材も少なからずあり、親の負担もあります。(子供おひとり様で完結できる、流れ作業には組み込めないものもあります)
実は「多くの知育教材に触れられること」が一番のメリット
長介は、この「キディトレイン」の年中版をはじめる前、今から約2年前に、めばえ教室の教材だけを購入し、その教材を家庭で提示し始めました。
そして、重ねて、このキディトレインの教材に取り組んでいます。・・・「そんなにやる必要があるの?」と思われるかもしれません。しかも、「キディトレイン」も「めばえ教室」のどちらも、総合的な知能開発を目的とした商品コンセプトを持ちます。当然、お互いに似ている教材があります。(但し、これはどの知能開発系教材にもいえることです)
その両方の知能開発教材に取り組み、感じることは、知能開発教材こそ、たくさん取り組んだ方が良いということです。
なぜなら、知能開発教材は意外にも、いわゆる「賞味期限」が短いためです。
この手のトレーニングは、思考をして出来るようになるまでが重要です。しかし、ひとつの教材を数回繰り返すと、すぐに暗記してしまいます。そこからは、もう惰性になってしまうので、本来、教材が発揮する効果がとたんに薄れてしまうわけですね。
私も、このキディトレインの教材に辿りついた背景は、「めばえ教室」の教材を使った知育活動が、惰性的になってきたためです。そこで、めばえ教室と類似する「総合知育」「知能開発」というコンセプトをもつ、キディトレインの教材を利用しています。
大量の知育教材でどのように知育活動を進めるのか
この知能教材の使い方も、イメージとしては、反復向けのドリルやプリントとやり方とかわりません。ひたすら、大量の知育教材を繰り返し続けるのです(Oh my god)
たとえば、キディトレインの1年間あたりの教材は、約30個~40個。
多く感じられますが、慣れてくれば、1回に取り組む時間は、およそ5分から10分程度のもの。毎日取り組むならば、1年を待たずして、数カ月で終わってしまいます。
一方、めばえ教室は、各コースが約40教材。
こちらの教材で知育活動を行う場合は、キディトレインよりは、若干長い時間を要するかもしれませんが、大きくは変わりません。
合算すると、1年間に80教材。
「多い!」と思いきや、毎日、「朝に1回」「夕方~夜の間にもう1回」できれば、最短1.5カ月ほどで終わります。ゆっくりやったとしても、3カ月ほどで1回転できるでしょう。すると、年間で4回、教材に触れるわけです。4回もすれば、期間を空けて取り組んだとしても、覚えてしまう回数だと思います。このあたりが惰性になる前のちょうど良い頃合いかもしれません。
もちろん、苦手な教材・分野がわかれば、しめたもの。その教材を別途回数を増やして取り組みましょう。
まとめ
- キディトレインは、総合的な知育教材。知育活動初心者でも充分に取り組めるカリキュラムと教材で構成されています。
- 難易度的に物足りなさを感じる場合は、1学年、前倒しして、教材にチャレンジしてみましょう。なお、教材の購入は、年次の制限なく、Amazonから可能です(この他のECサイトでは取り扱いがないようです)
- 知能開発教材は、思考させることに主眼が置かれています。暗記すべきでない教材を暗記してしまい、惰性で取り組んだり、子供が飽きてしまう前に、どんどん他の教材を提示しましょう。毎日すこしずつ取り組み、結果的に、大量の知能開発教材に触れるようすると良いと思います。
- キディトレインは、総合的な知能開発を目的とした教材です。そのため、より深く知能開発を行う場合は、他の教材を活用すると良いでしょう。他の知能開発教材、プリント・ドリルとの連携は大いにやるべきだと思います。
いかがでしょうか。
パズルや知育玩具のような、専門スキルを伸ばすような取り組みは、割とイメージがつきやすいと思います。
しかし、知能開発系のトレーニングについては、どのくらいの頻度で、どのようにやれば良いかは、イメージしにくいかもしれません。また、何がどうなって知能因子を刺激するのか、にわかにはわかりません。
だからこそ、このような総合知育教材を使って、コツコツと幅広く、知能を刺激してやりましょう。きっと、子供の脳に、「今使っている思考は必要なんだよー脳から除外しないでねー」というような訴求ができているはずです^^
皆さまの知育活動の一助になれば幸いです。
おすすめの知能開発教材「キディトレイン」は、Amazonでの購入が費用的にお得です。
【簡易包装版】幼児知能教育教材 キディトレイン年少用(3~4才児向け)全30教材
【簡易包装版】幼児知能教育教材 キディトレイン年中用(4~5才児向け)全40教材
【簡易包装版】幼児知能教育教材 キディトレイン年長用(5~6才児向け)全40教材