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【めばえ教室】教材のみ購入&家庭で取り組んだ効果は(検証中)

「幼児教室に通わせたい!でも難しい!」

子供が2歳になる前に、そんなことを感じていた長介(ちょうすけ)です。

ちょうどその頃、先々に幼児教室を通わせることもあるかもと、あたりをつけた幾つかの体験会に参加しました。最終的には、「教室が遠い」「送り迎えが困難」という理由で、通わせることを断念していました。

このように、「教室の開校場所が遠い」「送り迎えのスケジュールが現実的でない」「月齢と教室のカリキュラム進度が合わない」「そもそも料金が高い」など、様々な理由で断念する方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、どうしても、(やるのは子供ですけれど)やりもせずに諦めたくなかった私。気になっていた「めばえ教室」の教材をオークションで一括購入。その結果、やはりといいますか意外にもといいますか、家庭での知育活動に活かすことができ、効果も実感しています。

そこで、今回は、その「めばえ教室」の教材を家庭で活用するメリットを中心に、その体験談をお伝えいたします。

幼児教室を諦めた方、今まさに諦めようとしている方に、参考となれば幸いです。

「めばえ教室」の教材のみを、家庭で活用できるか?

もちろんできます。断言します。

と、カッコつけるほどのことではないですね(笑)家庭での活用、充分できます。

そもそも、七田式や、コペル、チャイルドアイズなど、教室型の幼児教室でも、家庭でできるような工夫がされています。いえ、およそ他の教室、塾なども、家庭での学習が基本のはずです。そのため、教室向けの教材を使って、家庭学習が出来ないはずはありません。

とはいうものの、「子供にどうやって働きかければ良いの?」「どうやって家庭で取り組めばいいの?」「本当にできるの?」といったように、不安や疑問は尽きません。

「めばえ教室」の教材にも、家庭向けの指導書が付属しているとは聞いていたものの、「それを読んだだけで上手に働きかけられるのか?」という点は、もちろん私も気になっていました。

そして、めばえ教室の6コース分の教材を全て見てみましたが・・・大丈夫です。「めばえ教室」の教材に添付されている指導書は、読めば明快に理解できますし、難もなく実践できると思います。各教材の働きかけ方やポイントが、ていねいに記載されています

ただし、子供も十人十色ですので、お子さまが喜んで取り組む働きかけ方は、各家庭で違うはず。お子さまが喜んで取り組んでくれるような働きかけ方は、別途開発しておきたいところです。

「めばえ教室」の教材って、どのようなもの?

  • 「めばえ教室」の知能教育コースは、年次に応じて7コースあります。各コースの受講期間は約1年間。3カ月ごとに1パッケージ分の教材を使用、1年で計4パッケージを使用します。
めばえ教室の教材ってどんなもの?めばえ教室・プレめばえコースセット。このパッケージの中に、教具がモリモリ入っています。

 

  • 「めばえ教室」の知能教育コースで使用する各教材は、「図形」「概念」「記号」という知能領域に対応。その領域に対応する、多様な教材にふれ、それぞれステップアップしてゆきます。
めばえ教室の教材はステップ毎に知能因子を刺激します教材は、コースをまたいでのステップアップ、コース内でのステップアップが無理なくできる作りになっています

 

  • 「めばえ教室」の「わかばコース」になると、幼児にとっては難易度が高いとされるテーマも扱ってゆきます。しかし、そのような難易度が高いと思しきテーマにおいても、易しく導入できる教材が準備されています。
わかばコースには、縦・横の条件が交わる場所にカードを置く遊びがあります。つまり、一度に複数視点を考慮するテーマ。家庭で、難なく導入できる様式となり、反復性にも富んでいます。

 

  • 未就学時期に養成しておきたい能力は、多くの幼児教室が焦点をあてています。そのため、類似する教材が多くあります。めばえ教室も、知能開発理論に基づき、質の高い教材が用意されています。

この他、幼児教室の「ピグマリオン」でも、類似教材でのトレーニングがあります。

 

「めばえ教室」の「教材のみ利用」のメリット

 

メリットはたくさんあります。小学校受験など、差し迫った対応が必要ない場合は、こちらの幼児教室の教材活用で十分といえるほどです。その場合のおススメは、「めばえ教室」教材で導入をし、市販のドリルで習熟する、といった方法です。

  • パッケージに同梱された教材とテキストをみれば、「この時期には、このような知育がおすすめなんだ」というスケジュール感がわかります。また、「これをやっていればOK」という安心感にもつながると思います。
  • 本来、教室講座の場合は、コースの先取り(飛び級)はできません。しかし、オークション等で教材を一括購入すれば、子供の成長に合わせ、自在に教材を活用できます。
  • およそ1週間に1個、年間で30個前後の教具を活用。バランス良く、多角的に、子供の知能を刺激できます。
  • めばえ教室の教材のほとんどが、具体的な「物」です。そのため、必然的に手を動かすことになり、幼児期に重要な、手・指の巧緻性が高まります。また、特に「かずの概念」に関する教材が充実していたように思います。
  • めばえ教室の教材でも、多くの「パズル」に触れます。「もっとじっくりと取り組ませたい」とお考えの場合は、市販の教材へスムーズにつなげられます。
めばえ教室の教材は、市販の玩具へのステップアップが容易めばえ教室の教材は、市販パズルへのステップアップにも適しています。

 

  • 2歳、3歳といった低年齢のお子様が取り組める知育コースは、なかなか見つけるのが難しいかもしれません。しかし、めばえ教室には、2~3歳を対象とした「プレめばえ」コースや、その年齢の前後にもコースがあります。幼児が知育活動をスタートさせるためのプログラムが充実しているため、低年齢からお子様の幅広い能力を開花させたいとお考えの場合にフィットするでしょう。
  • お子様が4歳以上になり、「もっと能力を伸ばしてあげたい」「小学校受験にも対応したい」という家庭方針がある場合は、他の幼児教室の検討や、知育教材との連携も検討するのも良いでしょう。特に、小学校受験には、知育領域以外に、行動観察、運動・絵画などの他の能力領域で、適性チェックが及ぶようです。めばえ教室の教材コンセプトとは異なると思われますので、別途準備する必要があるでしょう。

「めばえ教室」の「教材のみ利用」のデメリット

 

うちでは、当時検討していた時期に、教室に通わせることができませんでした。そのため、通学した場合との比較ができず、通学してもデメリットだったのか、教材利用だけだからデメリットなのか、よくわからないことがあります。そこで、教材を利用して、これは思えば大変だったな、ということを列挙してみます。

  • 教室に通う子供同士のふれあいが、知育活動のモチベーションになり、これが感じられないことは、デメリットかもしれません。のちに、受験対応型の教室に通学するようになってから、そう思いました。より低年齢で教室に通う場合は、この傾向が強く出るように思います。家庭でやる際には、保護者とのやり取りが基本となるので、各家庭で、モチベーションをアップさせる働きかけ方・工夫が必要になります。
  • 幼児期は、そもそも教具の遊び方(ルール)を理解することが困難です。教室では、各教具の遊び方を子供に提示してもらえるので、子供がすでに取り組み方を知っていることでしょう。その分、家庭での導入の負担が減るでしょう。なお、「教材を家庭だけで利用」する場合は、教材を提示する方法の理解が必要になります。
  • めばえ教室を教材のみ購入しようとする場合は、知り合いからの譲渡や、フリーマーケットサイトやオークションサイト経由での購入となるでしょう。その場合は中古品となるため、品質に難があることがあります。伴って補修作業が必要になることもあるでしょう。

「めばえ教室」の教材購入・家庭での知育活動でわかったこと(まとめ)

  • 各教材の利用方法を、指導書を読んで、自力で理解する必要があります。しかし、決して難しいものではありません。
  • めばえ教室の教材を活用すれば、知育の悩みのひとつでもある、「適齢期と適切な教具」が明快になります。初めて知育に取り組もうとする場合の指針とできます。
  • 子供の成長に合わせ、必要な教材をどんどん提示することができます。子供の成長に蓋をすることはありません。これは、思いのほか大きなことです。子供のペースで知育領域を深堀りできます。
  • めばえ教室の「教材のみを利用」する場合は、ほとんどが中古教材の利用となります。そのため、場合によっては、教材の補修・クリーニングを行う必要があります。

「めばえ教室の開校場所が遠い」「カリキュラムと開始月齢にギャップがある」などの理由で、めばえ教室を諦めている方。他の幼児教室を検討されている方。このような、「教材を利用した家庭での知育も、併せて検討してみてはいかがでしょうか。

皆さまの知育活動の参考になれば幸いです。

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長介(ちょうすけ)
教育企業、外資系企業、サラリーマン、個人事業主を経験。子育てで消耗中、でも頑張れる。とにかく時間が欲しい。
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