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「くもんのタングラム」や「カタミノ」で、子供の想像力をもっとのばす方法

みなさん、こんにちは。長介です。

いかがお過ごしでしょうか。

私は、先日の節分で、ここぞとばかりに変装して鬼を演じたら、子供が想像以上に泣き叫びビックリ。トラウマになったら困るので正体をばらしましたが、何だか可哀そうなことをししたなあと、後味の悪い節分となりました。

さてさて、知育活動といえば、想像力・思考力の養成に重点を置いた計画を進めています。思考力養成というテーマでは、具体物に限らず、プリントにも着手しています。

そのような取り組みのなかで、最近ふと気になったことがあります。

それは、「タングラム」「カタミノ」の提示方法を変えれば、子供の想像力をもっと伸ばすことができるのではないか、ということです。

今回は、そのあたりのお話をお伝えしたいと思います。同じように、子供の想像力養成に興味のある方、タングラムやカタミノを既にお持ちの方など、広く皆さまの一助になれば幸いです。

 

「タングラム」「カタミノ」で、もっと子どもの想像力を鍛えよう。

 

「できなかったら組み替えて、新しいやり方を試そう」という声がけを基本スタンスに、2年以上取り組んできたタングラムやカタミノ。これらのパズルは、図形認識力や想像力だけでなく、忍耐力、集中力、持久力などの非認知能力をしっかりと鍛えてくれます。それだけでも、とても素晴らしいことですね。

※「タングラム」や「カタミノ」を未だご存知ない方は、次のページから参照してみてください。

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しかし、「想像力」を伸ばす側面から考えてみると、ガチャガチャと闇雲に組み替えることを促す提示方法よりも、もっと効果的な提示があるのではと思い始めました。何度も何度もパーツを組み替えてゆけば、直感力のようなものが鍛えられるかもしれませんが、もっと「想像力」のほうを鍛える方法といいますか…。

そこで、今までの、「ピースを置きながら一手先を考える」というやり方から、頭の中で「このスキマに当てはまるように考えてみよう」と促し、全体像からパーツを捉えるような方法を試してみました。

パズルの種類にもよりますが、最初から多くのピースを頭の中で組み替えるのは至難だと思い、3ピース・4ピース程度からはじめました。

 

 

出来ればベターなのですが、最初は頭の中で考える時間を増やすことだけでも、脳を刺激することでしょう。

また、頭の中で想像して組み替える難易度は、パズルによって変わります。ニキーチンの「みんなの積み木」「模様づくり」や、「賢人パズル」でも可能でしょう。

 

 

このような提示方法は、具体パズルで行うことは珍しいかもしれませんが、実はプリントでは、定番のテーマです。

 

「イメージしてパーツを組み合わせる」トレーニングは、知育の定番テーマ

 

多くの市販の知育プリントや幼児教室教材で、次のような、「絵を完成させる」知育テーマがあります。

上記のような「絵を頭の中で組み合わせる」知育テーマは、絵であわせる「ジグソーパズル」に似ているかもしれません。ただ、頭の中で形を合成する必要があるので、より難易度は高くなるといえるでしょう。さらに、形がシンプルでない具体物の場合は、さらに難易度が高いといえるでしょう。いずれの媒体にしても、頭の中でイメージしながら形を完成させるパズルは、その知育効果が実証されています。

 

「カタミノ」や「ロンポス」を子供に提示される方は、ぜひ、この「脳内イメトレ」を提示してほしいのです

 

そうしないと、「カタミノ」や「ロンポス」の難問は解けないような気がしてならないのです。いや、むしろカタミノやロンポスのようなパズルは、脳内でイメージする力を使って、すなわち右脳の力をフルに発揮して、解くパズルだと思い始めています。

 

「カタミノ」と同様にロンポスも、難易度の高い問題は「たまたま」できた感が強くなります。私だけ?

 

私は、子供に提示する前に、その玩具や提案内容への理解を深めるため、問題を自身でひととおり解くようにしています。そして、「カタミノ」「ロンポス」も同様に、ひととおりチャレンジしました。しかし、どうしても先に進めない問題があります。やり方は、子どもに提示しているように、何度も組み替える方法です。

そこである時、このパズルって、「そもそもこうやって(手当たり次第に何度も組み替えて)やるものなのか?」と、疑問を感じてきました。

それから、もっと効率的な方法はないのかと考え始め、手で組み替えると時間がかかって仕方がないから、「もっと高速に処理できるように、頭の中で考えてみよう」「このスキマに合うようにパーツを組み合わせればいいんだろ?・・・」なとど取り組み始めました。

やり方としては、「ぼやーっと全体を見て、その形になりそうな組み合わせを瞬間的に探す」といったもの。「この組み合わせはスペースにあわなそうだ」「この組み合わせだと、出っ張って入らない」といったように、全体の形に組み合わせたピースのあてはめるといったやり方です。

そんなことをしばらく繰り返していると、「なんかいけそうだ」と思う組み合わせが少し見えることがあります。そして、その残像のようなものに沿ってピースを置いてゆくと、なんとできたのです。

たまたま出来た可能性があるので、そのまま、3問程、立て続けにチャレンジ。そして、子供にも提示していた、いわば「消去法」的なやり方よりも、圧倒的に早い時間で、スキマを埋めることができました。狙った通りにはめるって、結構カッコいい笑

ただ、私の場合は、ロンポスの場合は、5つを組みあわせる問題は対処が難しくなってきました。より多くのピースを埋める場合は、最初の一手、二手をあらかじめ決めて、その先をイメージするなどの工夫が必要になります。

 

ぜひ、右脳の力を高める提示を体感してみましょう。

 

すでに「カタミノ」や「ロンポス」、「タングラム」をお持ちのパパママさんは、このような、「全体を見て、パーツの組み合わせを頭の中で考える」やり方を提示してみてください。

こんな普通でないストイックなパズルを解き進めるために、このようなストイックな提示方法が活きてくるかもしれません笑

ただ、きっと、

このような提示方法で、問題が解けても解けなくても、頭の中でイメ―ジした分、頭をより刺激することでしょう。

そして、左脳が優位になる時期があったとしても、右脳の力を有効に使う術を身に着けられれば、将来、子供にとって大きな力になるのではないでしょうか。

今後、想像力は、子供の進学、社会活動において重要視される能力です。知育玩具など、使えるものは使いながら、存分に子どもの想像力を伸ばしてあげられればと思っています。

皆さんも、同じ考えですよね?

さあ、どうぞ笑 「タングラム」からがおすすめです:)

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長介(ちょうすけ)
教育企業、外資系企業、サラリーマン、個人事業主を経験。子育てで消耗中、でも頑張れる。とにかく時間が欲しい。
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