おすすめの知育ツール

【幼児から小学生の英語学習】スキマ時間に適した英語教材を考える

 

みなさん、こんにちは。長介です。

さて、多くの親御さんと同様に、私自身も、子供の英語学習に関心を持っています。

そして、やはり多くの方と同様に、ここ日本で、家庭で、英語学習をすることの難しさを感じています。

そこで今回は、自身の経験をもとに、日本での英語家庭学習に適した、英語コンテンツ(教材)をピックアップしたいと思います。

なお、ここでご紹介するものは、ほとんど私が実践・体験したことがあるものです。ですが、使用はしていなくとも、検討の価値が充分あると判断したものは、ココで触れたいと思います。

英語学習を検討されている方、悩まれている方、一緒に四苦八苦できれば幸いです。

(続く)

何が日本での英語学習を難しくしているのか

私が思うに、子供の学習環境をつくる、親当人が、子供に適した英語の家庭学習方法を見いだせていないことが、家庭での英語学習を難しくする理由だと思います。

「どうしたら、家庭で、継続して、英語学習ができるのか」がわかれば、その英語学習は継続でき、数年から十数年後には、英語でコミュニケーションが取れるレベルに到達できるでしょう。

その方法を考える際に、まず抑えておきたいことは、英語の学習には、時間がかかるということです。英語の学習は、言語の学習ですから、母国語の学習と同じように、時間がかかります。多くの人にとって英語は外国語でしょうから、通常は母国語の学習より時間がかかるといえるでしょう。

そのことがわかっている方でも、なぜか週1回の英会話スクールに通えば、英語ができるようになると考えるのは、不思議なことです。

英語の語学学習には時間がかかるということ、それを踏まえて方法・計画を立てること、これこそが、現実に取り組むべきことだと思います。

時間がかかる英語の学習を継続することが大事

次に、英語の学習は時間がかかるとわかった後は、子供の家庭学習を諦めるでなく、継続しやすい方法を整えることを考えましょう。

おそらく、英語学習を考える親御さんは、様々なサービスや教材の情報に触れることでしょう。その際、「継続しやすい」かどうかを意識し、本当に日常生活上で無理なく取り組めるのかどうかからも、学習方法を検討すべきです。「多少無理するのが当たり前」という時期があっても良いとは思いますが、学習の形を変えても、継続できるかを念頭に学習環境を整えましょう。どのような能力も、継続しなければ育たないわけですから。

一方、一定期間取り組まなかったり、学習テーマが広がれば広がるほど、学習した内容を忘れやすくなります。老若男女・学習内容を問わず起こり得る「忘却」との闘いは、親も子もストレスがたまりやすいもの。着実に体得してゆけるよう、進度はゆっくり目でもよいので、反復と継続を行いましょう。

そうこうして、自学自習ができるようなレベルに到達すれば、英語の動画や絵本など、ツカえる学習媒体が増えますので、継続はより楽になるでしょう。

このような観点をもって、学習方法を計画することをおススメします。

継続できる英語の学習方法とはどんなものか

では次に、どのような英語学習方法が考えられるのでしょうか。

言語の学習は、どうしても長期的視点を持つ必要があるため、計画が立てにくいのも事実。

そこで、あくまでひとつの考え方ですが、幼児から小学生の英語学習においては、そのため、英語の「話す・聞く・書く・読む」といった4技能を万遍なく同時に育てるよりは、まずは最初に「聞く」能力を養うことを意識すべきだと思います。

これは、幼児から小学生という、右脳が優位な時期であること、聴く機能が発達する時期であることも関係しています。

現在、我が家でも、さらにこの「リスニング」を重点的に伸ばすことを、日課として取り組む計画でおります。

そして、それらを現実的に稼働させるために、「スキマ時間」「ながら学習」を行おうと考えています。

「スキマ時間」「ながら学習」が可能な英語教材は

どのような学習教材であれ、幼児が楽しめる工夫があることが大事です。そのなかでも、「映像コンテンツ」は、その特性上、子供が喜びやすいもの。

そこで、まず始めに、音楽・映像コンテンツを使った英語学習を検討しましょう。

映像コンテンツに関しては、子供の嗜好から、探し、実際に試聴してみるのが良い方法です。というのも、お子さんの嗜好は変わりますし、好きなコンテンツでもいずれ飽きてしまうものだからです。

そこで、そのような傾向を踏まえ、英語番組の視聴環境のひとつとして、インターネットを使った英語学習をおススメします。たとえば、YouTubeのプレミア版(広告がでない仕様になる有料版)がオススメです。

その理由は、大きく3点。

・お子さんが好きな映像コンテンツを、多く探せる媒体であるため

家庭でのスキマ時間学習に適しているコンテンツも探すことができるため

英語音声の再生速度を変えられるため

歌を覚えられるような速度で調整をはかってみるのが良いでしょう。全体の再生速度を遅くしても、動画中には早口でしゃべる人はしっかりと出てきますので、ナチュナルスピードにこだわる必要は、現段階ではないと思います。

 

以下、参考までに、我が子が、長い間、好きだった、好きでいる映像コンテンツをご紹介します。興味が薄かったコンテンツはここで掲出していませんが、多くありました。

子供が好きになった英語動画コンテンツ(2021.9現在)

Alphablocks(アルファブロックス)

Alphablocks は、英字を音で捉える工夫である「フォニックス」を学ぶことを主旨としたコンテンツ教材です。イギリスの放送局BBCで、知育番組として放送され、世界各国で人気を博しています。「フォニックス」は、先々のリーディング学習においても有用なスキルですので、ぜひ、楽しみながら修得につなげたいものです。

Blippi – Educational Videos for Kids

Blippiは、子供向け教育番組。Blippi というキャラクター名(役柄)の男性が、子供が興味を持ちそうな施設や遊びなどを、平易な英語解説を交えながら発信します。Blippi はとにかく陽気で、映像もテンポ良く進行。子供たちを飽きさせません。

子供が好きになった英語DVDコンテンツ(2021.9現在)

英語教育のために開発されたコンテンツは、単語、文法ともに厳選されています。このようなコンテンツを通じて、文法・単語にも慣れてゆきましょう。

英語が社会に浸透しているような、英語を多聴できる環境にあれば、その仕組みを自然と自ら捉えることも可能でしょう。しかし、限られた時間の中での英語学習の場合は、ある程度の文法修得は、より効果を生むでしょう。

こどもちゃれんじEnglish(2歳から3歳)

「こどもちゃれんじEnglish」は、Benesseが提供する英語学習教材。このうち、幼児向けの、「ぽけっと English」と「ステップ English」の2セットを、中古で購入し使用してみました。

DVDは、数か月の間は見ていたように思います。本教材は、セットとなる知育玩具が良く工夫されていて、遊び感覚で英語に触れられる点が秀逸だと思いました。

ディズニー英語システム(DWE)(3歳から4歳)

どんなものにも飽きがくるように、しまじろう達にも飽きが来ました。そこで、興味が出てきたディズニーキャラクターが登場する、英語教材へ移行。フルセットで購入すると高額になるので、DVDと対応する絵本を、英語学習専用の中古販売サイトで購入しました。

DVDと絵本しか導入していませんが、それでも、長い間人気を博しているのが納得のクオリティ。しっかりと英語学習教材でありながら、楽しませてくれる映像になっています。

どんな映像でも飽きがくるようですが、それでも半年程度は見てくれていました。

うっかりペネロペ English Stories and Lessons for KIDS (5歳)

先のGOOMIESの印象が良かったので、英語音声速度も適切で、映像(内容)も可愛いようなDVDを探していました。そして、見つけたのがこの英語版のペネロペのDVD。(日本語板は、日本で放送されていました)

2か月くらい集中して視聴したのち、現在もたまに見たがります。

Goomies ENGLISH FOR KIDS(3歳)

英語学習指導があるというよりは、ストーリーを通じて自然に英語に慣れることのできる、DVDです。

英語音声速度も適切で、映像(内容)も可愛く、子供が楽しめていました。また、繰り返しみることで、映像中の会話のやり取りを見てリズム感を感じたり、フレーズも覚えたりしたので、教材としても使いました。3か月~半年程は見ていたようです。

時期を逸したが、気になっている英語DVDコンテンツ(2021.9現在)

ミライコイングリッシュ(未契約)

対象年齢が0歳~8歳までと、対象年齢のかなり後半になった我が子にとっては、取り組む機会を逸した感のある商品。

しかしながら、お試し教材を申し込んで試聴し、好印象だったため、こちらに挙げておきます。特に、制作コンセプトが「かけ流し」であり、元NHKの講師が監修のこともあり、リスニング用・かけ流し教材として満足できそうな教材です。

私は本契約として申し込んでいないので、皆さん、各自でお試しになって判断してください。お試し用DVD教材の申し込みは、下記の画像から可能です。お試し教材の申し込みは簡単。以降のしつこい勧誘などもありません(たまにメールが来る程度)

 

いかがでしょうか。

スキマ時間を活かして英語の視聴環境を整えることは、ここ日本で英語を学ぶためには、とても大事なことだと思います。

また、英語絵本もそうですが、英語の映像コンテンツも、子供の「飽き」が来るのが早い印象です。

そういうモノだと思って、コストパフォーマンスも考えながら、子供が継続して英語に触れてゆけるよう、コンテンツを準備してあげましょう。

(続く)

 

※どのような映像・音楽コンテンツが良いか」については、下記についてもまとめていますので、参考になれば幸いです。

【2歳~3歳の幼児向け】パパママ50人の回答と一緒に考える「英語学習に効果的な教材」とは?第二外国語学習者の英語学習経験、英語教育専門家の意見から、右脳優位な幼児期には、音による英語体得が有用です。そのため、「英語の体得」を促せる取り組みを重視すべきだと思います。そして、これは、家庭で充分に取り組めることなのです。...
ABOUT ME
アバター
長介(ちょうすけ)
教育企業、外資系企業、サラリーマン、個人事業主を経験。子育てで消耗中、でも頑張れる。とにかく時間が欲しい。
こちらの記事はいかがでしょう