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【2歳・3歳向け知育】おすすめは2つの「くもんのタングラム」

怪しむママ
怪しむママ
タングラムってお店でみるけど、本当に知育に良いの?
お子さん
お子さん
か、かみの上に置けないよ・・

皆様、こんにちは。そんな疑問や不満がよくわかる、長介(ちょうすけ)です。

私は、子供が1歳8か月のころに、はじめて「タングラム」を提示しました。まずは、「くもんのさんかくタングラム」を提示。そして満2歳を過ぎたころに、「さんかくタングラム」と入れ替わりで、同じく「くもんのNEWタングラム」を提示。そして、2歳半ごろには、そのNEWタングラムもひととおり終了しました。そして、はじめてタングラムを開始した時から約2年間経った頃も、毎日ではないにせよ、定期的に知育活動に取り入れました。

この体験から、「タングラム」は、長く知育活動に取り入れられ、知育効果の高い玩具のひとつだと思っています。それは、2歳前からでも取り組める、数少ない知育玩具だからでもあります。ただ、やはり小さい頃から取り組むとなると、抑えておいたほうが良いポイントがありました。

そこで今回は、そのポイントをご紹介したいと思います。

皆様の一助となれば幸いです。

タングラムの一番の効果は、ズバリ思考力のアップ。

市販されている思考系玩具のなかでも、市販されているタングラムのなかでも、くもんの「さんかくタングラム」と「NEWタングラム」は、買って損がないパズルと断言できます。その一番の理由は、くもんのタングラムは、低年齢から始められる工夫が満載で、「思考力を早期から養うことができるから」です。

あくまでウチの場合ですが、これらのタングラムを毎日毎日取り組んだおかけで、子供の思考力が底上げされ、会話の瞬発力や、質問に対する返答内容にも変化が出てきたように思います(自然成長や親バカ度を差引いてもこの実感です)。

しかし、そのような効果が感じ取れるのは当たり前かもしれません。そもそも、タングラム自体が、適当においてもできない問題が多く、正解もひとつではありません。さらに、ピースを置く場所を記憶しにくいという特長があるので、常に考え続けなければ完成させられません。常に思考させられるパズルだから、思考力がアップし、その思考力が様々な局面で見て取れるのだと思います。

 

シルエットパズルのひとつ「タングラム」は、長く遊べる知育玩具。

タングラムは、お題を提示し、その形になるようにブロックを組み合わせる、通称「シルエットパズル」のひとつ。このタングラムで知育を行っていると、正解の「形」を記憶してしまうことがあります。

そのため、たとえば、提示しているお題が解けるのは、「記憶しているからでは?」と思ったり、「その問題しか解けないのでは?」と思うかもしれません。

しかし、しっかりと思考力は培われています。その実、何巡かして繰り返し同じ問題に取り組んでいても、初見のタングラムにおいても力を発揮し、解けるようになります。

この「タングラム」というパズルは、様々なメーカーから、類似商品が発売されていて、「ピグマリオン」という幼児教室(教室講座・家庭用通信講座)にも、このタングラムのトレーニングがあります。そのプリント問題に取り組んでいる際も、初見でありながら、難なく解けています。

問題を解ける力は、思考力や直感力があってこそと伺い知れますが、このような力は、幼児期に無理なく育める力です。そして、その力を育むのに、タングラムは適していると捉えています。

 

「さんかくタングラム」「NEWタングラム」の遊び方は?

  • くもんのさんかくタングラムは、三角形の木製ピース8個と、パターンボードと呼ばれる、紙ボード24枚が付属。また、取り扱い説明書(ガイドブック)が同梱されており、その紙面上に40問が別途掲載されています。一方、NEWタングラムには、異なる形の木製ピース7個と、パターンボード20枚が同梱。取り扱い説明書(ガイドブック)にも、別途47問が掲載されています。
  • どちらのタングラムの説明書でも、問題への基本的な取り組み方、提示の仕方が記載されています。ルール自体も、空いている場所に必要なピースを敷き詰めるという、至極シンプルなもの。お子様もルールをすぐに理解し、ひとりで取り組めることと思います。
  • 低年齢からタングラムをスタートする場合は、「さんかくタングラム」から着手し、その後に「NEWタングラム」に取り組むというステップがおすすめです。これは「さんかくタングラム」のほうが難易度が低く、幼児がやり易いと感じたためです。また、その後のステップアップにおいても、同じメーカーのタングラムシリーズをこなしたほうが、子供も取り組みやすいと思います。
  • タングラムの問題をすべてクリアするためには、一番簡単なパターンカードで、まずは慣れることもらう必要があります。そして、1週間に1~2枚のパターンカードを完成できれば十分というイメージで、ゆっくり進めてゆきましょう。しばらく提示しても、クリアできない問題に出会ったら、そこがハードルです。既にクリアしたパターンボードに戻って、自信と達成感を取り戻し、再度、そのハードルにチャレンジしましょう。自信を保ちながら、ハードルにチャレンジし続けることを繰り返します。
  • 提示の重要ポイントは、毎日でも2日おきにでも、定期的にこのタングラムに取り組んでもらうこと。そして、慣れてしまえば、時間をかけてでも、必ずパターンボードを完成できるようになるでしょう。なお、ガイドブックに記載されている、必要なピースを子供が取捨選択し、パズルを完成させる遊びは、3歳になるまではほとんど行いませんでした。

ガイドブックの問題を「パターンボード化」して、もっと思考力を鍛えよう!

2歳半前後の子供は、紙面にタングラムを置くことにストレスを感じるかもしれません。紙面上で何度もピースを入れかえる作業、そのつど微調整することは、低年齢のお子さまには難しいはずです。しかし、2歳後半ごろにもなると次第に紙面にピースを置けるようになります。その時まで待って、ガイドブック上の問題に取り組むのもひとつのやり方でしょう。また、紙の問題をパターンボード化し、継続して思考力を鍛えるのもひとつだと思います。私は、後者を選択して取り組んできました。ご参考までに、私が行ってきたパターンボード化の方法をご紹介いたします。

ここでは、「さんかくタングラム」のガイド問題「いぬ」を創ってみましょう。

パターンボード化に必要なもの

※すべて百均で手にはいります※

パターンカードの作成準備「カッター」「カッターマット」「セロハンテープ」「厚紙(目安0.5mm以上)」「プリンタ-(問題をコピーできる環境)」を準備しましょう。

 

パターンボード作成手順(例)
パターンカードの作成手順(コピー)該当箇所を、プリンターで、等倍コピーします。
パターンカードの作成手順(テープではりつけ)コピーした問題を、セロハンテープで厚紙に貼りつけます。

パターンカードの作成手順(カット)貼り付けたコピーと、厚紙をカット。青フチから外側へ、1.5mmくらい離してカットするとGOOD。

パターンカードの作成手順(注意点)フチ上でカットすると、くり抜き部分にピースが入りずらくなります。

パターンカードは、きれいにカットできなくてもOKフチから離しすぎてカットした場合は、後で厚紙を足すと良いでしょう。美しくカットできると良いですが、雑になっても提示できます。

パターンカードの作成手順(完成)厚紙をくり抜いたら完成です。

「くもんのタングラム」を2つおススメする理由(まとめ)

  • 低年齢のうちから、思考系パズルを日課とすることで、思考する習慣がつきます。また、タングラムの難しい問題は、パターンが複雑で覚えることが難しいため、惰性で行うことができません。覚えてしまっても、少し時間を空ければ記憶がリセットされ、何度でも思考させることができます。
  • 「少し難しい問題」「簡単にはできない問題」に取り組むことが、幼児脳の成長に良いとされています。付属のボードが簡単に正解するようになったら、説明書上にある問題にチャレンジする頃合いだと思います。そして、その際、紙面上にピースを置くこと難しそうならば、紙面問題のパターンボード化をおすすめします。新しい問題を提示し、継続して脳の成長を促しましょう。
  • とはいえ、ガイドブック上の全問題をパターンボード化する必要はないと思います。あくまで、難易度がマッチする問題の作成をおすすめします。私は、全問をパターンボード化しましたが、労力の割に効果も感じず、必要なかったかなと振り返っています。(もともと同梱されているパターンボードを最後までクリアできれば、紙面上の3ピースの問題は簡単にクリアできます)

2歳前後の低年齢から、幼稚園に通いはじめている現在までも、活用できている知育玩具です。できるならば、幼児期のうちからチャレンジして欲しい、逸品教具だと思います。

皆様の知育活動の参考となれば幸いです。

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長介(ちょうすけ)
教育企業、外資系企業、サラリーマン、個人事業主を経験。子育てで消耗中、でも頑張れる。とにかく時間が欲しい。
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