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【どうしてソレで能力が伸びるの?】理論を知って、子供に合う知育方針を創りましょう!

皆さまこんにちは、長介です。

当サイトをご覧いただきまして、ありがとうございます。

子育てと知育を隣り合わせにしながら、日々忙しく過ごしています。皆さんも、きっと同じように過ごされていることでしょう。

このことは、サイトの運営者冥利にもつきますし、子育てに取り組む者同士として、励みになっています。

今回も、模索しながらも知育活動に鋭意取り組まれる皆さまに敬意を表しつつ、自身の体験を通じて気づき得たことを届けたいと思います。参考となればこの上ありません。

 

ところで、皆さんは教育理論に関する本を読みますか?教育理論を知れば、お子さま向けの独自知育法がみえてきます。

教育理論とは、一般的に、「どのように働きかければ、どのような能力がアップできるか」について、膨大なデータと深い研究によりまとめられたものです。幼児教育の研究が進んでいる海外では、心理学者や、医者であったりする方が、様々な教育理論を提唱してきました。そして、その理論をもとに、世の教育機関が新たな教育法を生み出しています。

私たちの身のまわりにある、市販の知育玩具も、幼児教室も、それぞれ教育理論に基づいて商品化されています。その玩具で遊ぶことは、理論のもとに知育活動を進めているといえるでしょう。

しかし、「知育玩具だけで遊ばせておけば安心ね」とはならないで欲しく思います。

それだけで完結してしまっては、能力アップの可能性を止めてしまうようで、もったいないと思うからです。

たとえば、20世紀の初めに、イタリアの医師であるマリア・モンテッソーリが考案したモンテッソーリ教育。この幼児教育方法のなかに、幼児ならではの敏感期に五感を刺激しようという、「感覚教育」というものがあります。

この理論を知り、興味をもっていれば、就学前の幼児期は特に、指先を使う商品、触覚が鍛えられる商品、音が組み込まれた商品を選ぼうという選択が生まれるかもしれません。また、五感が鋭く右脳優位なこの時期に、音楽をたっぷり聞かせよう、英語の歌を一杯きかせようといった認識につながるかもしれません。

このように、知育玩具のPRのみならず、理論本からも裏付けが取れれば、どのタイミングにどのような知育玩具を選ぶべきか、という判断基準が身につくことでしょう。

ぜひ、能力向上のための知見を教育理論からも仕入れてほしいと思います。

知り得た教育理論・教育法を参考に、独自の知育活動を展開

さらに、知り得た教育理論は、ぜひ実践してみてほしく思います。

たとえば、海外発祥の教育理論で、モンテッソーリ教育、ピアジェ理論は代表的です。国内では、様々な幼児教育法がありますね。教室系では、七田式、こぐま会、めばえ教室なども有名ですね。

実は、これらの教育理論・教育法は、その一部の内容が書籍化されていたりします。また、書籍中に、教具の使い方、教具の作り方に言及していることがありますので、ぜひ一度手に取って読んでみることをおすすめします。

そして、気になる教育理論や教育法があれば、ぜひ一度、その教育法を家庭で試してみることをおすすめします。

そのうえで、お子様が興味を持たなかったとき、合わないと感じたときは、教具というインターフェイスの問題なのか、親の働きかけ方の問題なのか、その両方なのか、よく観察することが重要です。

なぜなら、万人に合う教育理論・方法はないので、「合わないならどうするか」を考えるなど、家庭独自の取り組みが必要になると思うのです。そして、この改善方法を、他の理論本や教育法を参考にし、気づき得て、創ってゆく必要があると思うのです。それこそが、私たちパパママが取り組むべき、わが子専用の教育法となるのだと思います。

我が子の可能性を伸ばしたい、得意にしてあげたい、では我が子にはどのような教育の方法が合っているのか。さらに、どのような教育法・教育理論があるのか、その教育法は、少しやり方や見せ方を変えるだけでも、子供の動きもまた変わるのではないか―。

ぜひ、試行錯誤しながらも、知育活動を積み上げ、知育の方針を見出してはいかがでしょうか。

たとえば、「かず」の理解を促す教育理論・知育玩具も様々。我が子に合うトレーニング方法はどんなもの?

私の経験からすると、良い知育玩具との出会いはとても貴重で、なかなか出会えないことの方が多いのでは、と感じています。

たとえば、以前に購入した、こちらの商品をご覧ください。

購入した「かず」の学習向け知育玩具日本おもちゃ大賞2017 共遊玩具部門優秀賞を受賞した、「かず」の知育玩具。

これは、子供向け教育の雄・くもんさんから発売されている、「かず」の知育玩具です。具体物を使って認識できる玩具で、玉を乗客に見立て、バスのごっこ遊びを前面に押し出しています。遊びながら学べる工夫がされています。

商品の概要

「バスで遊ぶ」コンセプトに沿った音声が自動で流れ、乗客に見立てた玉を枠の中に置くと、その全部のかずを、1から順に読みあげ、最後に総数(集合数)を読み上げます。

具体物利用および音声により、効果的な「かず」のトレーニングを、低年齢からでも取り組めるようになっています。また、ひとりで遊び学べる仕組みができていると思います。

また、5個の玉を入れられる列が2本あるため、5進法の学習が可能。また、「かずの合成」のトレーニングに利用できると思います。

と、理論的かつ実用性にも富んだ工夫が見受けられ、迷うことなく購入、子供に提示しました。しかし、実際の遊び方は、自分が乗っていました(笑)

おそらく、しっかりと指導すれば効果的に使えた感はあります。しかし、あまり楽しそうに乗るもんだから、もうそれはそれで良いな(笑)と思ってしまいました。

そして、かずの学習理論には惹かれていたので、似たような「かず」の学習法で、楽しそうな雰囲気が出ていないもの(笑)を探しました。具体物で、5進法に対応し、5と3で8のように、形でもかずを覚えられる仕様の商品。そんな商品、都合よくあるのかな・・・と探していると、

ありました。

同様の理論と方法を提案している商材がありました。

「ピグマリオン」のかずのトレーニングです。

ピグマリオンの「かず」が学べる市販教材知育テーマ「かず」の概念が身に付きます

しかも、教育理論・進め方が書籍化されており、また、対応する教具も充分自作できるレベルのものだったので、自作しました。「2歳児のさんすう」というタイトルですが、幼児、小学生ともに、「かずの概念」を体得するのに適していると思います。(記載されているすべての内容を、2歳の時点で体得するのは困難かもしれません)

もともと、この書籍は、「ピグマリオン」という幼児教室で提唱されている、「かずの捉え方」の一部を体得できるよう設計された本。この先も、「かず」の学びは続いています。

ヌマーカステンの自作画像家にあった箱の蓋と、ボールを使って作ったおてがる教具。

この、「かずの教育法」は、「かずの概念を理解させる」理論がしっかりしており、シンプルながら、子供をひきつける教具がセットになります。「かず」を量として捉えるための具体物教材として、確かな効果があります。自宅にあった箱と玉を使って自作できたので、費用対効果も抜群に良いです(笑)

 

最後に

このように、教育理論・教育方法を理解していれば、提示物である教具を変えたり、提示方法を変えたりすることで、本来の効果を期待できることができます。知育玩具・教具そのもののやり方が、わが子に合わない場合は、積極的に、理論をベースにした他のやり方を試してみましょう。

当サイトで紹介している知育玩具や活動は、すべて私が試し、有用だと思う情報を発信していますが、ただ、それはあくまで一部であります。試して、「うちの子供には」有効と思えなかったものも、もちろんあるわけです。

当サイトで紹介しきれていない領域でも、子供に合っているかどうかを見極めるための作業、情報収集と実践、チェックは必ず必要になるでしょう。

その際には、ぜひ、すぐにこの商品は合わないとお蔵入りするのではなく、合わない部分は、理論なのか、やり方なのかを大別して考え、検証をしてみましょう。

 

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色々な用途で使える知育玩具今も身近にあります。大好きなバスのおもちゃになりました。

 

 

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長介(ちょうすけ)
教育企業、外資系企業、サラリーマン、個人事業主を経験。子育てで消耗中、でも頑張れる。とにかく時間が欲しい。
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