年齢別の知育

「書く」「創る」ことで想像力を養う!4歳から1年間とり組んだ知育活動の結果

 

皆さん、こんにちは。長介です。

いかがお過ごしでしょうか。

私といえば、子供の知育活動においても、個人としても、やりたいことがたくさん出てくる昨今です。そして、休みに入れば時間が取れると思ったのに、やりたいことは思うように進みません。時間が足りないのは、慢性的なものかもしれません。

さて、今回は、子供が5歳となった今、4歳の時の知育活動を振り返り、まとめたいと思います。

4歳前後のお子さんをお持ちの方、これから知育・幼児教育に取り組もうとお考えのパパママの参考になれば幸いです。

 

子供が3歳までに行ってきた知育の概要

我が子が行ってきたことといえば、1歳から3歳までの約3年間、その多くの時間を具体物(ブロックなど)のパズルに費やしてもらいました。

下記の記事をご覧いただくとわかるのですが、ともすれば狂ったように、パズルばっかり取り組んでもらいました。その中でも、有用だと感じた、ジクゾーパズル、タングラム、ニキーチンなどのパズル各種、賢人パズル、パターンブロックに、日課として取り組んでもらいました。

【幼児から小学生向け】実体験から本当におススメするパズル11選+α限られた時間のなかで、子供の成長を促すには、知育玩具の有効活用も大事だと思います。その思いから活用した、多くの知育玩具のなかでも、特に有用と感じたものを厳選してご紹介。...

もちろん、現在も、これらのパズルを完璧にこなせるわけではありません。今後も、不定期ながら、これらのパズルや新しいパズルを追加し、取り組んでもらう予定です。

そして、4歳になった頃、体の自然発達や脳の成長に伴い、少しづつ書くことができるようになってきました。すると、これまでとは違う知育活動も可能になります。

そこで、子供が4歳を過ぎて数カ月したのち、「書く」「創る」知育活動を進めることとしました。

4歳の知育活動のキーワードは「書く」と「創る」

「書く」トレーニングは、「さくぶん」を重視

ここで言う「書く」トレーニングとは、いわゆる「こくご」のトレーニングに近いものです。たとえば、ひらがな・かたかな・漢字の書き取り、文章読解などです。

ただ、その際、「こくご」を好きになるには、文を読んだり書いたりして、その先にある「お話」を楽しむことが重要と考えていました。

そのため、まずは「書くことの楽しみ」を感じてもらうべく、「さくぶん」に取り組んでもらうこととしました。

方法は、自分の思うままに、絵日記・手紙を書くことと、市販のドリルを使った「さくぶん」のトレーニングです。これを、日常の知育活動に取り入れました。

これにより、「書くことに、慣れ、好きになってもらうこと」、同時に「上手な文とは一体なにかを体感していってもらいたい」と思っていました。この「さくぶん」のドリルでは、「文の模倣」を中心に行うことにしました。

幼稚園児、それも未だ4歳の子供が「書く」トレーニングをするには、賛否両論あるかと思います。

私自身も、子供が4歳になった頃では、「書くことは後回し」と考えていました。が、手紙のやり取りが幼稚園で始まったり、子供自身の書くことに対する興味も感じ取れたため、この本能的欲求を追い風に、「書く」力を養ってもらおうと思いました。

「想像力」のトレーニングは、「創ること」を重視

一方、「創る」トレーニングにおいては、様々な方法があります。またひとつだけやっていれば有効というわけでもないでしょう。

パズルも良いでしょうし、絵画・工作もよいでしょう。お話を創ること良いでしょうし、それと関連するごっこ遊びもよいと思います。

そのような「創る」作業を、子供の日常生活に多く取り入れ、何か想像する環境を子供に与えようと取り組んできました。

4歳半を過ぎたことからは、絵画・工作教室(アトリエ)にも通いはじめました。

【4歳から約1年間】「書く」「創る」知育活動に取り組んだ結果は

私は、「書く」ことの先にある「想像」「創造」を重要視しています。そのため、4歳の間、文字の修練や作文など、その入り口となる「書く」ことに積極的に取り組んでもらいました。日本語のみならず英語にも、です。

そして、約1年間をかけて、次のようなことができるようになりました。

ひらがなを正しく書けるようになり、その速度もあがってきました。また、文を書くことに慣れてきました。

ひらがなトレーニング書くことへの慣れと同時に、文章の形に慣れてもらう模倣をしてもらいました。
文を書くトレーニング漢字が出てくる文章のかきとりにもチャレンジをしてもらいました。楽しんでやっているようです。

その流れのなかで、必然として「てにをは」や「品詞」「ことばの役割」を、ドリルを使って進めようと考えていました。しかし、時間が取れなかったことと、まだタイミング的に早いと考えていたため、こちらは着手することができませんでした。5歳以降の知育活動テーマとなりそうです。

 

英字、英文を書く練習も少しずつ様になってきました。(別途、英語の仕組みを理解するトレーニング(文法関連)も行っています)

英語のアルファベットの練習を、フォニックスに絡めて行っています
英文ライティングにもチャレンジをしています。

英語の書くトレーニングは、アルファベットから行います。また、書くこと自体に慣れてきたら、英語の「文字」が持つ音の仕組みを体系化した「フォニックス」の学習がおすすめです。このフォニックスの学習は、一見面倒に見えますが、先々、子供たちが読む・書くことを効率的に進められるものです。

【フォニックスは子供の英語学習に効果抜群】ルールを覚えてどんどん読もう子供の英語学習を進める際に、おススメしたい「フォニックス」。このフォニックスは、音と文字をつなげるためのルールなので、この習熟に伴い、英字を読めるようにもなります。そのフォニックス修得を、家庭で、より楽しくするための方法を、体験談とともにお伝えします。...

日本の子供たちが、英文の仕組みを理解し英文を書けるようになるためには、日本の子供たちが置かれている学習環境に沿ったトレーニングが必要になると思います。このあたりは、話が長くなるために、別の機会にまとめたいのですが、適したトレーニングを積めば、4歳児でも英語能力を高めることができます。

 

自分の考えた様々な話を、絵で表現できるようになってきました。

家族で旅行にいったテーマ。月と風船もお出かけ中。皆が持っている黒いものはポシェットだそうです。
はじめて電車が乗れた日に描いたもの。自転車に乗っているのが子供で、後ろでアシストしているのが私。「いや、君が乗れた時、パパは喜んでたよ。こんなボーっとしていなかったよ」「ボーっとってなに?」「こういう顔のことだよ」それからボーっとという言葉を覚え、連発していました。

このほか、「トイストーリーの中にすみっごぐらしの〇〇ちゃんが出てくる話」のようなテーマを決めて、それぞれで交互に話してゆく遊びなどが、相当に好きなようです。顔を見れば毎日のように「お話して」と言ってきます(私が話す量は多め)。

「想像力を養う」ための創る作業は、今後も継続して重視してゆく予定です。

 

プリントワークを通じ、「見えないものを見る」想像力も育っているようです。

幼児教室の「こぐま会」や「ピグマリオン」が制作したプリントを活用。同様の知育テーマは、市販のドリルでも取り組めます。

 

このように、4歳は、「書く」ことと「創る」ことをキーワードにしたトレーニングに取り組んできました。また、その両者に共通する、鍛えたい能力は、「想像力」です。プリントワークも、想像させるテーマを中心に取り組んできました。

そして、5歳も、この「書く」「創る」を中心とした知育活動を行い、想像力のトレーニングを掘り下げてゆきたいと思っています。

何かしら、皆さんの知育活動の一助となれば幸いです。

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長介(ちょうすけ)
教育企業、外資系企業、サラリーマン、個人事業主を経験。子育てで消耗中、でも頑張れる。とにかく時間が欲しい。