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【5歳からのピアノ】人気の習い事「ピアノ」をはじめる時に意識したいこと

 

皆さん、こんにちは。長介です。

いかがお過ごしでしょうか。

さて、私はといえば、今年にはいってから、ピアノを子供に習わせはじめました。

割とはやくからピアノをさせる家庭もいるなか、子供が5歳を過ぎてから考えようと思っていたので、このタイミングになりました。

「なぜ5歳を過ぎてからにしたのか」の最大の理由は、「絶対音感」がつかないようにするためです。

なんでも、音感には、絶対音感と相対音感があるようで、この絶対音感は、たとえば雨の音や車の音などが、周波数のように、高さで聞こえる能力だそう。

すごい能力ですが、その能力ゆえに苦しんでしまうデメリットもあるようで、長介はこの絶対音感は子供になくても良いかな、と考えていたのです。

かくいう私は、ある音を基準にすれば、その音がわかる「相対音感」があります。

メロディーを聞いただけで、ドを基準にしてすぐに弾けますが、その音階の最初の音が何か、聞いただけでは自信がないというような、そのような音感イメージです。比べるものがあればわかる相対音感、比べなくても絶対値がわかる絶対音感というところでしょうか。

この絶対音感や相対音感は、幼少期にピアノなどを通じて習熟していけば、身につくものだといわれています。このうち、相対音感に関しては、大人になってからでも精度を高めることができるでしょう。

さて、音感の話はさておき、私が子供にピアノを習わせたいと思っていた目的は、音を通じて「創る」ことを楽しんでほしいからです。

ピアノは、脳発達の観点からも良いといいますが、私は、何よりも、子供が後々、「音や楽器による創作活動」を楽しめるようになってほしいと思っています。

そういう意味では、「パズル」や「お話づくり」、「工作」と同じような感覚でピアノを捉えています。

加えて、このピアノ練習の課程で、努力をすることの大切さを体感してほしいと思っています。(もちろん、努力の大切さを教えるために有用なのは、ピアノだけに限りません)

そんなこんなで開始した、子供のピアノレッスン。今後、ピアノが子供の成長にどのように寄与していくのか、情報を更新してゆきたいと思っています。

習い事を何にしようか、どのように進めようかと悩んでいる方、興味のある方の参考になれば幸いです。

【人気の習い事】ピアノ・レッスンのメリットは

 

ピアノを習い事として取り組んでいる家庭や、ピアノの先生の意見を聞くと、そのピアノいレッスンのメリットには、大きく「音感・リズム感」、「集中力」、「情報処理能力」を伸ばすことといいます。

実際に、ピアノの練習に取り組むと良くわかるのですが、「ピアノを弾く」ことは、多くの同時作業を要します。

音感・リズム感を刺激するだけでなく、正しく弾くための集中力、譜面を見て瞬時に様々な処理をする情報処理能力が必要になります。

こんなことやっていたら、さもありなん、頭、良くなりますよね笑

その昔、私自身がピアノを習っていた頃は、このような観点に立つことはありませんでした。しかし、こうして客観的にみてみると、なかなか知育トレーニングのようにも見えてきます。

ピアノを習わせることは、「脳を活性化する知育トレーニング」でもあるとみて、良いかもしれません。

 

【人気の習い事】ピアノはいつから習わせると良い?

 

私の思うところですが、4歳から5歳ごろから開始するのが良いと思いました。

その理由は、大きく2点あります。

1点目は「普通の練習量では絶対音感は身につかなそう」なためです。

私が5歳以降のレッスンスタートを考えていた理由は、先に触れたとおり、「絶対音感」がつかないようにすることが理由です。しかし、実際に取り組んでいるレッスン内容や、家庭での練習をみると、到底、絶対音感はつかなそうでした。

2点目は、小学生以降、習い事を多くさせる予定なら、それら習い事の基礎を早めに作った方が良いと思っているためです。

子供の小学校以降の生活を想定すると、同時にさせられる習い事の数も限られます。しかし、習い事をさせて、その能力を伸ばすためには、家庭でも継続させてゆく必要があります。

そのため、基本の習熟については、その「指導」に長くかかわってきた先生にお願いし、早めに基本を身につける。そして、基本が身に付いたら、家庭で、それらの基本に蓄積させてゆくのが良いだろうと考えています。

つまり、「レッスンを通じた基本修得」→「レッスン終了」→「家庭での継続トレーニング」のような形をつくり、あとは家庭での時間調整に持っていきたいわけです。

子供の吸収力は非常に高いことはいうまでもありません。基本を身につける速度も、幼児期のほうが早いかもしれません。

もし、ピアノは習わせてみたいと思うけれど、いつからは特に考えていないのであれば、4歳ごろに「体験」をさせるのもひとつだと思います。

 

【人気の習い事】ピアノはいつまで習わせるべきか

 

これは、各家庭ごとの考え方によるものでしょうが、私としては、習い始めてから2~3年ほど経過し、基本が修得できたタイミングで、終了を検討します。

一般的には、子供の意向、習熟度合、教材の進捗度合、進学準備やピアノの発表会などの節目を見ながら、レッスンの終了時期を探ります。

私の思うところでは、「レッスンを通じた基本修得」ができたら「レッスン終了」とし、その後、継続して「家庭でトレーニング」する考えでいます。そして、今後、ピアノなど、楽器を通じて、音を使った創作を楽しんでほしいと思っています。

そのため「基本を修得できるのはいつか?」で、終了時期が決まるわけですが、あくまで今の推定・算段では、開始から2年~3年を目安にしています。

その際は、「教材の終了時期」も目安に、判断をしたいと思っています。もし、我が子がレッスンを続けたがっていた場合は、月間のレッスン回数を少なくする、または夏休みなどに集中して通うなどして、継続も検討したいと思います。

 

【人気の習い事】どの教材を使うと良いのか

 

ピアノのトレーニングに使う教材は、知育ドリルと同様に多種多様です。しかし、初心者としてピアノのレッスンに通う場合は、教材は、先生から指定されることでしょう。

我が子は、現在、下記のようなものを使っています。

 

みんなのおけいこ1

初心者は、この教材や、「ぴあのどりーむ」という教材を使うことが多いようです。我が子も、この教材がおわると、「ぴあのどりーむ」に進む予定のようです。おそらく、低年齢で初心者の場合は、非常に平易な、導入の導入というような教材に取り組むことでしょう。簡単なので、進度も早いです。

何回か練習をすると、曲を音で覚えます。そのため、練習として押さえておきたい基本のポイント(手は丸く、リズムはまもる)を守れるよう、保護者がチェックする必要があるでしょう。

 

 

バーナム ピアノ・テクニック ミニブック

この「バーナム・シリーズ」は、レッスンで多くの人に用いられている教材です。符号の意味や運指など、ピアノを弾くための「ルール」や「テクニック」の向上に焦点を合わせた教材です。初心者は、シリーズ中の「ミニブック」か「導入書」からのスタートになるでしょう。我が子は「ミニブック」からのスタートです。

このように、全体を通して弾く「曲」形式のものと、符号の意味やリズム・手の運動を中心に行う「練習曲」形式のものを通じて、ピアノのスキルを上げてゆく指導を受けています。

 

スタッカートやスラーなど、符号の意味や、その際の表現方法など、各練習曲で押さえたいポイントがあります。簡単ですが、様々な楽曲で使用するパターンなどの習熟ができるようです。

 

 

 

ハローキティ/おんがくのーと 2だん(シールつき)

音符を五線譜に書き、譜読みに活かすトレーニングです。

 

家で音符に対する理解、認識速度を上げるためのトレーニングのようです。先生指定のノートです。五線譜が2段となっている仕様です。なんだか、ますます知育トレーニングのように思えます。

 

 

 

音符カード(おんぷカード)

こちらは、先生が指定したものではなく、私が「良かれ」と思って購入した教材です。先の、五線譜ノートへの記入を「書き取り」とすれば、こちらは、いわゆる「読み」のために「文字を覚える」作業のようなイメージです。

楽譜を自分で読み、それを体現するためには、「譜読み」ができなければなりません。この「譜読み」をアップするための専用ツールがあり、うちでも活用しています。

これは、フラッシュカードのように、♪を認識させてゆくとレーニング。なにやら知育教材の雰囲気があります。

 

【備考】

「楽譜」を読むことを苦手とする子どもは、音符を一音一音たどる読み方をするようです。私もそうです。そうやって楽譜から弾く音を読み取って、練習して、全身で覚えます。

しかし、楽譜を読むことが得意な子の音符のとらえ方は、少し違うようです。

どうやら、譜面の音符(パターン)を図形のようにとらえ、そのリズムと音のイメージが頭に浮かんでくるようです。右脳を使っている捉え方のようですね。

そして、音符を見て「音」がわかるためには、対応する「音」を認識するための膨大な練習が必要だそうです。

「パターン」に慣れるためにも、ぜひ練習を重ねていってほしいものです。

 

バーナム レッスンDVD(ミニブック対応)

我が子のレッスンは、月3回。ピアノを開始した当初は、簡単な楽曲が多いので、子どもの進度と先生が指定する課題の進度があっていないこともあります。

そのため、進められるところは家庭で進めようと、レッスンDVDを購入しました。先々、このようなレッスンDVDを見て、家庭で取り組めるかの検証にもなりますし。

本DVDの内容はとてもわかりやすいのですが、登場する先生は割と早口なため、未就学児は理解が難しいかもしれません。

その場合は、親がDVDを見て、レッスンの内容・ポイントを理解して子どもに伝えてあげましょう。手の動きがわかる実演動画があり、丁寧な作りになっています。

 

 

 

(人気の習い事)ピアノの家庭練習には何を使うと良いか

 

ピアノレッスンの開始時は、子供の反応を見るため、正月のお年玉の代わりとして、下記の楽器を購入してプレゼントしました。

しかし、あまりに練習用としては簡易すぎたために、10年以上前に私が購入したキーボードを引っ張り出して、セットしてあげました。

 

これは私の思うところですが、何年も練習に取り組む姿勢が見てとれたときに、生音がでるピアノの購入を検討すれば良いと思います。

それまでは、移動ができるようなキーボードで十分だと思います。鍵盤数は、66鍵盤で十分でしょう。

「音色」がピアノと違うという理由から、キーボード(電子ピアノ)はあまりおススメでないという場合もあるかもしれません。

しかし、私からすると、「音を楽しむ」用途でピアノのレッスンを捉えると、電子ピアノのほうがメリットがあるように思います。

たとえば、「音色の変更」や「弾いた楽曲の録音」、「内蔵のメトロノームを鳴らす」などの基本仕様のみならず、楽譜作成アプリなどの連携などの拡張性もメリットになるでしょう。

いかがでしょうか。

人気の習い事「ピアノ」の上達を分解してみると、いくつかの要素が浮き彫りになってきました。なるべく早めに、上達までの道筋をフォーマット化し、粛々と上手になっていってほしいものです(手間なく笑)

さあ、どうなることやら。(続く)

 

 

 

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長介(ちょうすけ)
教育企業、外資系企業、サラリーマン、個人事業主を経験。子育てで消耗中、でも頑張れる。とにかく時間が欲しい。
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