おすすめの知育方法と本

【非認知能力と同時に養いたい】幼児から小学生向け「考える力の育て方」

みなさん、こんにちは。長介です。
いかがお過ごしでしょうか。

子供はすくすく育ってゆきますね。待っていてはくれません。

さて、そんな日常のなかで、皆さんは、子供に「もうすこし考えてみなよ」と声掛けすることはありませんか?

私は、子供がパズルやプリントに取り組むようになってから、良くそういうようになりました。

違和感を持つ長介(ちょうすけ)
違和感を持つ長介(ちょうすけ)
「もう少し考えてみなよ」

そもそも、「もう少し考えてみなさい」とは、そもそもどういう意味なのでしょうか笑

子供からすると、「もう少し頑張ってやってみなさい」と同義でとらえている可能性が高いように思います。

しかし、ある時、これは言う側(私)に問題がありそうだと感じるようになりました。それこそ、考えてみれば、そもそも、知育活動に取り組んでいる際の「考える」とはどういうことでしょうか。

たとえば、子供が計算問題を解く時。どのような計算をしたら、より正確により早くなるのかというテーマ。

自ら、どのように数字を分解したら足しやすく、または引きやすくなるのかを考えることは、方法を考えることですね。一方、今までのやり方で、ひたすら早く正確に解けるようにすることは、決まった方法で処理速度を上げるトレーニングですね。

この、「やりやすくなる方法を考えること」と、「作業の処理速度」をあげることは、どちらも重要だと思ういますが、頭の使いどころは違います。

そして、「やりかたを考える」ことは、「方法を勝手に思いつく」ことのように考えがちですが、それ以外に手立てはないものでしょうか。

もし、皆さんが、やり方を考えることの重要性を感じていたり、その方法を子供に教えたい、導きたいと思っている場合は、皆さんと共有したい本があります。

それが、今回ご紹介する「考える力の育て方」です。私も、これから日常に取り入れ、実践しようと思っている本です。

 

 

本書は、コーチングのプロフェッショナルである「飛田 基」氏が記載した、「論理的に考える」ことを実践できる本です。

「なぜ?」「どうして?」「どうやって?」「そしてどうなる?」といったフローを可視化することで、思考プロセスの体得を促す方法が丁寧に記載されています。読み物というよりは、実践するための参考書に近いといえるでしょう。

そのため、遠巻きに読んでいるだけでは、言葉や説明を難解に感じるかもしれません。一気に理解しようとせず、子供に働きかけてみたいと思うテーマをピックアップし、読み進めてゆくと良いかもしれません。

本書は、対象年齢を5歳以上としていますが、5歳未満のパパママも、事前に一読しておく価値があると感じています。特に、本書の1章「子供の話を引き出す対話の秘訣」、6章の「学び方を身につける秘訣」、7章の「成長の階段を上り続けるために」がおすすめです。

 

「考える力の育て方」はこんな本

コーチングのスペシャリストである著者が記載。論理的な思考を身につけるための、子供自身に取り組んでもらいたい具体的な方法と、親が身につけておきたい提示方法が記載されています。

  • お子さまが5歳未満のパパママにとっても、ご自身のために読んでおくメリットがあると思います。
  • 子供が自学自習するサイクルの作り方、子供の成長を継続させる方法、対話を引き出す子供への働きかけ方など、親が認識しておきたいテーマが多く取り上げられています。
  • いわゆる読み物ではないため、内容の理解が難しい箇所もあります。そのため、ご家庭内で使えそうなポイントをピックアップし、個々に実践してみることを通じて、理解を深めてゆく方法が良いと思っています。

このような、思考を伸ばす方法を知っていると、自身が持つ他の「やり方」を駆使してチャレンジできるようになることでしょう。その題材が、例えばパズル、例えばプリントワークとなったときも、このことは有用だと思います。

また、その思考のトレーニング方法は、必ずしも知育活動でなくても、実践は可能だと思います。

たとえば、子供の日常生活上のテーマ。子供の話は紐解いてみると、根底にはしっかりとした考え方や思いが存在していることがあります。

このうち、本人が関心高く実践していることは、論理的思考を進める格好の題材であり、チャンスかもしれません。

そして、「なぜだめか」「なぜ良いか」「どうすればよいか、良かったか」を一緒に紐解いていけば、日常でも無理なく、論理的な考え方の習慣化・体得につながるかもしれませんね。

私も、適当に「良く考えてみなさい」と言い続けてきた手前、一緒に実践してみようと思います。そして、子供の「論理的思考」の成長を促してみようと思っています。

皆さまも、ご興味があれば、ぜひ一度、お手にとってみてはいかがでしょう。

皆さまの知育・教育活動の一助となれば幸いです。

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長介(ちょうすけ)
教育企業、外資系企業、サラリーマン、個人事業主を経験。子育てで消耗中、でも頑張れる。とにかく時間が欲しい。
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