みなさん、こんにちは。長介です。
いかがお過ごしでしょうか。
私はといえば、先日、子供の入園式に行ってきました。
私は普段、他のお子さんやパパママと接することはほとんどないので、入園式では、実に様々なお子さんがいるのだと実感しました。
日本の学年制度だと、1年ほど開きがある子供たちが同時に入園するわけですよね。身体的にも大きい子もいれば、ずーっと泣いている子もいるわけで。きっと、これから、様々な珍プレーが待っているんだろうな、と思いを馳せました(笑)。みんな、楽しく素敵な幼稚園生活が送れるように願っています。
さて、そんな節目からさかのぼること3年。今から3年前は、子供がまだ生後6か月ぐらいの時。その頃の長介は、市販の知育雑誌などにも目を向けるようになっていました。そして、その時に巡り合った一冊が、「幼稚園では遅すぎる」です。この本との出会いが、今の私の知育活動にもつながっています。
この本のタイトルを一見すると、1歳から3歳の幼児向け知育本の印象が強く、「入園前のお子様を育てている保護者の方向け」と見て取れます。しかし、お子様の年齢に関係なく、子供の知育に興味を持たれる全ての方に、私はおすすめしたいと思っています。
なぜなら、同書を読めば、どのように知育活動を進めればよいかが体系的にわかるからです。おそらく、各家庭での知育方針を決める手助けとなるでしょう。
また、本書は、お子様の年齢に関係なく、幼児教育に活かすことができると確信しています。本書のサブタイトル「人生は3歳までに作られる!」という文言が誤解を生んでしまうかもしれませんが、「お子様の年齢が3歳以下でなければ本書は対象にならない」ということではありません。一方、この本の通りに幼児教育を進めればOKといったものでもありませんね。「幼児教育の重要性を認識してください」というメッセージが主旨であるといえるでしょう。
実際に、「このようなやり方はよい」「こういうやり方は良くない」といったような、多岐にわたる事例が掲示されています。そして、その事例は、様々な成長過程のお子様にとって、有用だと思います。お子様の年齢に関係なく、きっと、知育活動の知見が増し、気づきが得られることと思います。
- ソニー創業者のひとりである 井深 大(いぶか まさる)氏が、25年にわたる幼児教育の知見を、第三者的な立ち位置からまとめた書籍です。
- 幼児教育(知育)そのものと、その環境づくりの重要性が良くわかります。
- 幼児教育を行うために、保護者がどのような点を意識するべきかが触れられています。
- 子供への深い洞察と研究結果が、纏められています。そのため、私たちの知育活動に実践的だと思います。Ex. 「ムチは、ムチがわからない時期に使うほど効果がある(本書P.101)」
私は、本書の「大人の見方で、子どもの可能性を否定しない点」に強く惹かれました。一方で、断定的ともいえる見方も登場します。しかし、このあたりは、先の「幼児教育を頑張って」というメッセージとして理解するとよいと思います。
知育活動は、まるで、同じものがないブラックボックスの中を探るようなものですね。本書からの数多くの提案が、皆さまに多く合致すればラッキーです:D
ぜひ一度、お手にとってご覧いただくことをおすすめしたいと思います。