みなさん、こんにちは。
さて、このサイトに来られるみなさんは、知育に熱心な方と推察いたします。
とすると、すでにお子さんの英語教育に取り組まれていたり、検討中の方も少なくないと思います。
しかし、もし「自分が英語の学習はしてこなかったから、英語教室や幼児教室に任せよう」とお考えの方がおられれば、少しの間、本記事を通じて一緒に考えてほしいのです。
この記事の書き手である私自身の英語レベルは、高いものでは決してありません。しかし、英語には関心をもって生活をしてきました。外資系メーカーでのビジネス経験や、英語での情報収集、現在も英語圏の友人と日々交流をしています。
そのわずかな経験に加え、書籍、外国の友人からのアドバイスも参考に、2年半程、子供の英語教育に取り組んでいます。また、新規に50人のパパママにアンケートを取り、「子供の英語教育をどのように進めてゆくべきか」を調べました。
現在も更新中の記事ですが、今までのところで気づき得たコトを、ここにご紹介したいと思います。
幼児の英語能力は、「英語好きにすれば」家庭で充分のばせます。
当時、3歳を過ぎた子供は、英語の歌が大好きで、日常でも踊って歌っていました。幼稚園のプレで出会う英語の先生とは、挨拶程度の会話しかできませんでしたが、それでも「英語」を認識し、抵抗感もありませんでした。
そして、4歳を過ぎた現在では、持ってくる英語の絵本(主にMarvel)を読んだり、フォニックスの練習を兼ねた音読をやっています。
このような、英語のトレーニングにつなげてゆくためには、やはり「英語が好き」な状態にすることでしょう。
そのためには、子供が概して好きな「音楽」や、絵本を切っ掛けにしても良いでしょう。(実際のところは、子供にとっては、歌や絵が好きなだけであって、英語うんぬんの話ではないと思いますが。)
それだけで、「英語に対する馴染み」が生まれてきますので、簡単なものです。日課であるパズルの準備のほうが、よっぽど手間暇かけています。
「好きなものを切っ掛けにして英語を好きになってもらう」ことは、2歳・3歳児はもちろん、恐らく自我が芽生えた小学生の場合でも同じでしょう。
では、どのような英語の環境を整えてきたかについても、簡単にご紹介いたします。
- 2歳頃から現在までの約1年間、毎日30分~1時間程度、家でパズルをやっている時などのBGMとして、英語CDをかけ流してきました。
- 子供が「読んで」と英語の絵本を持ってきた時には、読み聞かせをしていました。ですが、3歳児は、多い時で週に2~3冊程度。しかし年間で見るとほとんど読んでいません。
- しかし、4歳を過ぎて、marvelのスパイダーマンに興味をもってから、ほぼ毎日、私か妻かが英語絵本や読むようになっています。英語絵本を読む際の英語力と子供が英語を好きになることとはほぼ関係がないように思います。妻の英語レベルはかなり低めですが、それでも、子供はそれで満足できているようです。
- 2歳半ごろから満3歳時点まで、「しまじろうenglishぽけっと」を見ていました。オークション購入なので、郵送時期など関係なく、全ての教材を約2カ月ほどで提示しました。当初の3か月程、週に2~3回程度のDVD視聴と付属玩具で遊んでいました。楽しんでいましたが、半年ほどで全く触れなくなっています。
- 3歳を過ぎたころからは、1回の視聴が25分程度の英語DVDを、車の移動中などで、週に2-3回程度、見せていました。現在は、同様にフォニックスの動画を見ている程度です。
上記をご覧になるとお分かりのとおり、親の私たちがやってきたことといえば、子供が読みたいといった時の英語絵本読み、また、DVDや英語で出てきた英語のフレーズを、日常の中で言う位のものでした。
このことから、幼児期の英語教育は、少しの時間でも良いので、日常的に英語にふれられる環境を整えておけば充分と考えるようになり、今でもそう思っています。そして、まずは、子供が興味を持つ「英語の何か」を用意・提示しておけば、そのどれかに食いついてくれるでしょう。あとは、そこから「他の英語の何か」を広げてゆけば良いと思います。
幼児の英語力は家庭で伸ばそうと思った背景は
それでは、独自アンケートに回答された方のデータを見たいと思います。
なお、50人の方にアンケートを取り、「子供が興味を持っている」「好きだと見て取れる」と回答された方は、48人でした(うち2人は、興味がなさそうとの回答。しかし、得意ではあると思うとのこと)。
また、50人のうち、41人の方が、未就学児童でした。それゆえ、当該データは、およそ小学生未満の方の実情を反映しているとも考えられます。
・対象:4歳から12歳までのお子さんがいて、英語に興味があると回答した保護者:48人

第1位(得票:22.9%) | 1歳 |
---|---|
第2位(得票:18.7%) | 3歳 |
第3位(得票:16.6%) | 0歳 |
※お子さんが「英語に興味を持っている」と回答した方のうち、72.9%の方が、3歳までに英語教育を開始したという結果となっています。

第1位(得票:20.8%) | 「音楽CD」 |
---|---|
第1位(得票:20.8%) | 「レッスン(教室)」 |
第3位(得票:18.7%) | 「動画(テレビ)」 |

第1位(得票:36%) | 「レッスン(通信)」 |
---|---|
第2位(得票:22%) | 「レッスン(教室)」 |
第3位(得票:12%) | 「絵本」 |
第4位(得票:10%) | 「動画(テレビ)」 |
※「レッスン(通信)」の中には、同レッスンが提供するDVDや絵本などの教材も含まれます

第1位(得票:42%) | 「動画(DVD)」 |
---|---|
第2位(得票:28%) | 「絵本(タッチペン含む)」 |
第3位(得票:22%) | 「動画(テレビ)」 |
いかがでしょうか。
本データは、英語に興味があるお子さん48人(そのうち、41名が未就学児童)に対してのアンケート結果です。そのうち、
- 英語の習い事を開始した時期が3歳までの方が、72.9%。
- 英語の働きかけに主に活用した教材は、「音・視聴」で見ると約40%。
- 親が考える、効果のあった教材は「レッスン」で、教室・通信を合わせ58%。
- 親の見立てによる子供が好きな教材は、DVD・テレビを含めた動画で64%、絵本(タッチペン含む)が28%となっています。
このことから、子供が好きな媒介、働きかけに活用した教材の多くは、「音・映像」であり、また3歳までに開始している方が多く見受けられました。
このようなアンケート結果は、私が取り組んできた経緯・子供の現状と合致するものです。ということで、3歳までに「音・映像」で英語の働きかけを開始してゆけば、英語が好きになり、その後の英語教育に大きく功を奏すというコトでよろしいでしょうか笑”
なお、私は、英語の「教室レッスン」を活用する方も多いという現状が印象的でしたが、そのような方の中には、「幼稚園」に来訪してくれる形式の「英会話教室」を、別途習い事として受講される方もいらっしゃいました。
「OK、じゃ家庭でやってみよう」と始めた英語学習。効果が実感できた英語教材は
これらの、第二外国語の英語を利用するビジネスパーソン、ネイティブの英語教育専門家の意見をもとに、うちでは、英語CDのかけ流しと、英語DVDの視聴解禁を行いました。(うちでは、3歳ごろまでは、長い動画を見せていませんでした。本の方が楽しく感じていたこともあります)
【2歳から3歳すぎの現在まで】「Wee Sing」のかけ流し

【2歳半から3歳すぎの現在まで】「頭のいい子が育つ英語のうた」のかけ流し

【2歳半から3歳すぎの現在まで】「しまじろうenglishぽけっと・DVDセット」の視聴(セットの知育玩具は、割とすぐ飽きてしまいました)

【3歳手前から現在まで】人気の英語DVDを交互に視聴しています。
- 高評価DVDのGoomies
- こちらも定番の英語DVD
義務教育中などの早いタイミングで、バイリンガルのように英語能力を身に付けたい場合は、また違った取り組みが必要かもしれません。インタースクールに通うことを検討し、その準備段階においては、専門的な幼児向け英語学習教材の購入も必要でしょう。
しかし、第二外国語として、20歳前後で、ビジネスでもなんとか通用する英語レベルに到達するには、幼児期の英語体得は、上記のような教材でで十分だと思います。
そして、幼児期のタイミングで「英語が好き」になり、英語力向上の土台をつくることが可能になろうかと思います。きっと、自発的に、英語の絵本を読みたがったり、英語DVDを見たがったり、英語の歌を歌いだすことでしょう。
また、日常的な英会話(英語によるコミュニケーション)も、たとえ親が英語不得意であろうと、かまえる必要などないことがわかってきました。方法として、「ごっこ遊び」に、英語しかしゃべれない何かを登場させるなど、子供が好きな遊びのなかで働きかけられます。そのなかで会話するフレーズも、英語DVDのなかに登場するもので充分。英語が苦手な親子でも、簡単にコミュニケーションが成立し、そのことが楽しくなってくると思います。

「2・3歳の幼児向け英語学習」ポイントは「体得」
自身の英語学習の経験、また子供向けの英語教育を見渡してみると、言語とは、実はかなり感覚的なものだとわかってきました。
それはそうですよね。聞いて、話をするという「音」、見たり書いたりすりという、目や手を使うといった、五感をフルに使いますから。
特に、右脳優位といわれている幼児期には、音による体得が有用だと実感しています。幼児期に、英語という言語の仕組み・使い方を、自転車に乗るのと同じように体得できていれば、その後のかなりの上達に繋がるのは間違いありません。
英単語ばかりを暗記して覚えるよりは、「英語」そのものの体得を促せる幼児教育を重要視すべきだと思います。そして、その方法としては、「遊び」を前面に押し出した英語教育、それも親と一緒にやることが、幼児期に効果的な気がしてならない昨今です。
皆さまも、ぜひ氾濫している情報に惑わされることなく、英語言語の向上に楽しく向き合ってゆけたらと思います。一緒に歌い、語りかけ、本を読み、そして褒めてあげましょう!
お子様への英語学習の働きかけの参考となれば幸いです。
【 ご紹介した商品はこちらからも購入できます 】
