みなさん、こんにちは。いかがお過ごしですか。
さて、私といえば、我が子も2年生となりました。
これまでの知育経験など、他の記事にも書いてはいますが、纏めるとなると時間がかかりますし、大局観に立った話も多くなります。
そこで、タイムリーに、細かい話を、こちらで発信したいと思います。
参考になれば幸いです。
知育とは、知能を含めた子供の能力を伸ばすこと
私は、知育とは、本来、幼児の能力を育てるという意味と同義のように思っています。
それは、知能を伸ばすだけでなく、たとえば集中力や想像力、忍耐力といった能力を伸ばすことです。そういう意味では、先取り教育とは意味合いが異なります。
その知育は、幼児期のしかるべきタイミングで、どんどん行って能力を伸ばすべきだと思います。
「どこまで伸びるか?」は、その子の持っている資質で、千差万別。「どこまで伸びるかな?」と、親子の楽しみになるでしょう。
幼児期の知育は小学校でどのような効果があるか
知育にしっかりと取り組むと、学習習慣はもとより、集中力、想像力、忍耐力といった、何を学ぶでも必要な下地が整ってくるでしょう。
この、基本的能力、いわば非認知能力が育まれることが、幼児期に取り組む「知育」の最たる効果だと思っています。
実際、幼児期に「知育」に取り組んできた家庭と、そうでない家庭とでは、小学校入学時点での子供の基本的能力に、大きな違いがあることを感じます。
そして、学業であれスポーツ系であれ芸術系であれ、何をはじめるにしても、このような根本的な能力を有していることは、今後の成長に関しても違いが生まれることでしょう。
実際、学業でいえば、小学校入学時点で、授業中に座って授業を受けられない子もいれば、2年生から進学塾SAPIXに通うための準備を始めている子もいるわけです。
やはり、これからスタートをするための準備をする子と、これからスタートを切る子には、能力の伸びについては違いがありそうです。
そして、この違いは、幼児期における家庭での教育指針によるところが大きいのでしょう。
基本的能力を育むためにたまたま知育が適している
では、このような基本的能力を育むためには、知育をしなくてはいけないのか、というと、そういうわけでもないと思います。
「何かしらの能力を育てる」「やり遂げさせて達成感を感じさせる」など、子供の基礎的能力や行動姿勢を伸ばすための取り組みを、家庭で行っておくことが大事だと考えます。スポーツ系のトレーニングでも、この基本的能力を伸ばすためのキッカケがたくさんあると思います。そのような媒介を早めに見つけ、子供の能力や行動姿勢を育むことに繋げたいところです。
一方、知育は、身近にあり、子供が小さいころから家庭で始めやすいのが利点です。たとえばパズルは、かたはめのようなものは、子供が1歳前後の頃合いからも始められます。また、多種多様なものが多いため、子供の嗜好に合わせやすく、また、ステップをつくりやすいのが特徴。
多くの子供にとっては、進学とともに学力も求められると思いますので、これも同時に伸ばすことを考えると、知育による能力開発が色々とお得のように思います。
本サイトでも、未就学児向けのパズルに取り組んだ体験を紹介していますので、ぜひご覧いただければと思います。
未就学時期の知育は、きっと未来の家庭教育
このサイト来訪者の方の中にも、何年も先の未来を割と具体的にイメージし、子どもの知育を開始する方もいらっしゃるでしょう。
しかし、未就学児童期から、知育に積極的に取り組んでいる親にとって、意外な盲点といえるものがありそす。
その盲点とは、知育から小学校以降の家庭教育への切り替え、継続が、想像以上に大変になるという点です。割と予見していたと思うのですが、そのような状況に陥った理由としては、概ねこんな感じです。
・知育にまい進した結果、子供が小学校入学時点で、必然的に相当の先取りをした状況となっていた。外部の教育サービスとの進度が剥離し、家庭教育と外部サービスの分担が難しくなり、学力面の教育については全て家庭でやることに。
・未就学児期と同じようなやり方で、子供が理解できるならどんどん育てていこうと進めた結果、結構色々なことができ、多岐にわたってしまい、しかしどんどん忘れてゆくというスパイラルに。
ここで、上手に能力開発の計画を立て、親の欲目もコントロールし管理が出来て入れば良いのですが、子供の成長に沿おうとすると、なかなかうまくいきません。
このような状況に陥らないようにするためには、時間がかかりそうなテーマは早めからコツコツと、闇雲に手を広げすぎずに、ということが、家庭での知育・教育を進める上で大事と、お伝えしたいと思います。
今は、我が家では、全体の進度を落とし、やってきたことの反復と思考系トレーニングを中心に取り組んでいます。
一方、新しいことを教えるのは、夏休みなどの長期休暇がチャンス。このような期間を上手に使い、子供の能力を高めてゆきたいところです。(ということをやってきたと思っていたのですが…)
ちなみに、外部サービスにほぼ丸投げする格好で、能力を伸ばせればよいと思っていた時期もあります。しかし、未就学児から知育に取り組んできた子は、世の中の教育サービスと、進度が剥離してゆきます。中には、無学年方式の学習サービスもありますが、中々マッチしませんでした。
(続く)
