つれづれの日記

【幼児・子供の知育方法】3年間の知育活動で気づいたこと

みなさま、長介(ちょうすけ)です。
ちょっとご無沙汰していますが、いかがお過ごしでしょうか。

私はといえば、子育てにおいては、子供が幼稚園にあがってから割と穏やかに過ごしています。毎日の知育活動も、親も子供も、淡々とこなしている状況です。

振り返った長介(ちょうすけ)
振り返った長介(ちょうすけ)
バタバタと知育活動を行った3年間でした

ただ、幼稚園に入ってからは、子供の生活リズムが変わってきましたので、知育を行う時間帯と内容を少し見直しました。もちろん、1日1時間の知育方法はかわりません。子供と親の生活に無理がないように、より計画的に、より柔軟に対応しようと心がけています。

さて、今回は、子供の新しい節目がスタートしたこともあり、今まで家庭で取り組んできた知育活動を、簡単ではありますが振り返りたいと思います。そして、その経験を通じて納得したことや気づいたことを、改めて自由に書いてみたいと思います(いつもどおりです)。

皆さまの参考になれば幸いです。

いつから知育活動を開始?子供の時間が確保しやすい未就学時期が大吉◎

おすすめの知育活動開始時期は、未就学児童期から。その理由は大きく2点あります。

1点目は、子供の脳・体の成長が、この未就学時期に加速度的に行われるため。

先々に同じ時間を使うなら、本能的な後押しがある6歳ごろまでの間に、学びはじめていたほうが、効率が良いと思われます。

2点目は、親と子どもの学びの体制を、ゆっくりと創ることができるため。

子供の成長には、子供が学びやすい「やり方」を、子供に体得しておいてもらうことが必要だと思います。しかし、進学、学校での課題など、差し迫った目標達成があると、親の焦りなども手伝って、子供の成長をゆっくりと見つけることが難しくなりそうです。

だからこそ、他人と比べる機会の少ない、そんな余裕のある未就学時期に、子供と親にとって良い「学び方」を、ゆっくりと作っておくことが重要です。

ちなみに、私は焦る派でしたが、やり方がある程度見えてきた最近は、落ち着きを取り戻しています(笑)

取り組んだ知育活動は、いつしか親と子のオリジナル知育法に。子供の家庭教育に長く活きます。

知育活動を3年程経験してみると、子供の知育活動は、「スキマ時間」を使ってできる類のものだと気づきます。そして、知育活動の方法や内容を知っておけば、変化する子供の生活リズムにも対応させることができます。

たとえば、うちの場合、朝の知育時間は、実質30分も取れない状況。そのため、比較的まとまった時間の取れる夕~夜の時間帯を、パズルなどの思考系の知育活動にあてて様子を見ています。そして、朝の時間帯は、迷路や音読、具体物を使った知育活動をローテーションし、提示するようにしています。絵本は、夜寝る前の時間も含め、毎日5冊程度、読んでいるような知育活動となっています。

このように、「親と子の共同作業」でもある知育活動を幼児期に行っておくと、習い事をしたり、自分自身のやりたいことが増えた時など、環境の変化にも対応が明快になります。もちろん、やっておいた方が良いと思われる知育・教育内容の質を落とすことなく、継続できるでしょう。

幼児期の知育活動で、能力の芽を育成。どのような花が開くか楽しみです。

『幼稚園では遅すぎる(著)井深 勝』ではありませんが、幼児期に脳へ多くの刺激を与えることで、能力発揮につながると確信します。ただ、それがどんな能力になるのかは、事前に断定できないところも、なんとも楽しみのひとつでもあります。

たとえば、2歳すぎからはじめたタングラムは、1年半ほどたった現在では、2手・3手先を推測しながらできるようになってきました。完成の3手前くらいで親を呼び、できる様を見せて驚いて欲しいという行動が良くあります。もちろん、取り組み開始早々には試行錯誤していますので、完成手順を覚えていないと思います。

「枠からはみ出さないルールだよ」「ピースは立てないで(笑)」といったルールの理解から、直感で先を予測することができるような振る舞いを見せるまでになった昨今。確かに何らかの能力が育っているようです。

それらの能力が、今後、さまざまな刺激と結びついて、さらに大きな能力として変化することでしょう。「どんな能力として具現化するのか」といった発見も、知育活動を通じて得られる、親の楽しみの一つではないでしょうか。

幼児向け知育本「幼稚園では遅すぎる」知育への情熱が喚起されます

幼児期の知育活動は、ひとづくりそのもの。子供のスタイルができてきます。

知育(知能育成)と聞くと、知的能力の向上に意識が向きます。しかし、知育を通じて、人間の根本的能力ともいうような非認知能力も大いに育まれます。まさしく、パズルなどは、家庭でできる、忍耐力や努力、創造力などを大きく伸ばします。

これは、別に知育活動でなくとも、たとえば「何かをやり遂げる」ためにハードルがある題材なら、これらの非認知能力向上に寄与します。

たとえば、妻が、幼稚園の担任との個人面談のときに聞いた話では、先生はうちの子に次のような傾向をみてとったそうです。

先生いわく「自分からはじめたことは、自分のやり方でやり遂げたい。周りとの競争心はないよう」

幼稚園で母の日のプレゼントを創る工作があったとして、「私はこうやりたい」と主張するようです。それでも、みんながやっているからという理由で統一させようとすると、ため息をつくなどの態度に出すそうです(笑)

個性の影響かどうかは、説明がつきにくいので何とも言えません。しかし、ひとりで黙々と作業をする環境を提示されてきたわが子。自分のやり方でできるまでやるというスタイルが定着。良く言えば、芯は強くなっているみたいです。

家庭と社会との両輪で、子供の能力を育てましょう。

いろいろな経験をさせてあげたいと思う親心があります。しかし、幼稚園や保育園など、社会での活動が増えるほど、家庭での知育時間の捻出はますます難しくなります。そこで、多角的に知能因子を刺激するならば、異なる類の知育活動を、家庭と社会の両輪から働きかけるで必要があるでしょう。

その点、これまでご紹介しているようなパズル・知育活動の多くは、お勉強系の幼稚園や幼児教室などでも長時間行うことが難しいもので、多くかぶることはないでしょう。もし重複するものがあれば、他の知育教材を検討するとよいでしょう。

なお、うちの場合は、習い事の選択においても、家庭でできないことを中心に考えたいと思っています。多くの方が検討すると思いますが、水泳や体操・バレエなどの運動系や、ピアノ・絵画教室などの創造系の習い事が気になっている最中です。

そのようにして、家庭ではやりにくいこと、幼稚園ではできないことを把握し、知育活動につなげたいと考えています。

最後に(まとめ)

みなさま、いかがでしたでしょうか。

知育活動に取り組んできた3年間を振り返ってみて、また先々を見通し、小学校に入学する6歳までの時間は、とても重要だと再認識させられました。子供の「脳」の観点からだけでなく、子供の「生活リズム」の観点からも、そのように思います。

そして、知育内容にもよりますが、知育活動の積み重ねを通じて、文字やかずの理解や進み、記憶力や創造力などの能力もどんどん伸びてゆくことでしょう。やればやっただけ、確実に何かに繋がり、どんどん大きくなってゆく。そして、それが日常生活で見てとれた時や、成長したなと思える時は、親として喜ばしいことですね。

ただ、子供が幸せになれるような能力を贈りたいとは思っても、その貰い手である子供の努力も必要なので(笑)、その方法を子供と一緒に創ってゆきたいものです。

知育活動の一助になれば幸いです。

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長介(ちょうすけ)
教育企業、外資系企業、サラリーマン、個人事業主を経験。子育てで消耗中、でも頑張れる。とにかく時間が欲しい。