皆さん、こんにちは。
いかがお過ごしですか。
さて、今回は、「ニキーチンの知育遊び」に代表される、思考系パズル「ユニキューブ」づくりの体験をレポートしたいと思います。このユニキューブは、1面だけでなく、複数の面を面を考慮して作る、立体パズルです。このような、複数の面を意識しながら作るという、これまでに取り組んだことのないルール下でのパズルにより、きっと脳に良い刺激をもたらすと思っています。
さて、さっそく「ユニキューブ」について理解を深めてゆきましょう。
皆さんの知育活動の一助になれば幸いです。
幼児向けおすすめパズル「ユニキューブ」とは?
既に書籍「ニキーチンの知育遊び」をご覧になった方はご存知かと思いますが、ユニキューブで遊ぶためには、教具とパズルが必要です。この書籍「知育遊び」に、その教具の作成方法や遊び方が記載されています。このほか、「模様づくり」「みんなの積み木」など、ニキーチン氏が考案した代表的なパズルの遊び方、教具の作り方、問題(パターンカード)も掲載されています。



今回作成するユニキューブも、市販されていますが、購入するとなると安くはありません。そのため、ぜひこの機会に、教具の自作を検討しましょう。なお、この「ユニキューブ」の適性年齢は記載されていません。うちの場合は、4歳になる頃合いから開始しました。
ニキーチンの知育遊び「ユニキューブ」の教具を創ろう
①まずは、ユニキューブのブロックを準備しましょう。100均やホームセンターで購入できます。必要数は、27個。
- 「ニキーチン」のパズル制作には必要不可欠なキューブブロック。今回ご紹介する「ユニキューブ」にも使います。
- また、3色の絵具、マーキング用のペンが必要です。
②赤・青・黄色の絵具3色で、対応する面に色を塗ります。その時に、どの面にどの色を塗るかがわかるよう、色鉛筆などでマーキングしましょう。
- どの色をどの面に塗るかがわかるよう、着色前にペンでマーキングしましょう。
- このマーキングの仕方は「ニキーチンの知育遊び」を参考にしましょう。
④マーキングした後は、各面に対応した色を塗りましょう。「ニキーチンの模様づくり」の教具制作とは違い、三角形に色を塗ることもないため、今回はマスキングテープは使いませんでした。
完成です。最初の「どの面にどの色を塗るか」のチェックの時に気を付けていれば、その後の作業は楽です。しかし、そのマーキングで間違えてしまうと、どのブロックを塗っているのか、重複していないかを、ひとつひとつ確認しなくてはいけなく、手間がかかります。
ユニキューブの問題「パターンカード」を準備しよう
さて、こちらでは「ユニキューブ」向けの問題となる、「パターンカード」の作成方法をご紹介します。
問題自体は、「ニキーチンの知育遊び」に記載されています。

うちは、上記の問題を拡大&カラーコピーし、切り抜いて提示しています。
- 無理なくこのパズルのルールに慣れることができます。
このほか、スマホやタブレットで問題を撮影し、その端末ごと提示する方法もあるでしょう。ご家庭状況に応じて取り組まれると良いと思います。
「ニキーチンの知育遊び」掲載のパズルは、どの順番ではじめる?
うちの場合は、まず「ニキーチンの模様づくり」からスタートし、その後、「みんなの積み木」を開始し、4歳になる現在も、取り組んでいます。そして、つい先日、ユニキューブに取り組みはじめました。
まず、「模様づくり」は、認知能力(色・形)を高める効果があり、早期にはじめられるパズルだと感じており、一番最初に取り組み始めました。実際に、ニキーチンの代表的な他のパズル「みんなの積み木」「ユニキューブ」と違い、平面の模様を作るパズルなため、2歳などの低年齢から開始できると思います。

一方、「みんなの積み木」は、「ニキーチンの知育遊び」に掲載されている問題(パターンカード)に沿って、教具(ピース)を使って立体を創るパズルです。「模様づくり」がひととおり終わった頃に、「みんなの積み木」を導入しましたが、当時の子どもにとって難易度が高いようで、ほとんど進められませんでした。そして、同じ立体パズルである「賢人パズル」で立体感覚を醸成してもらった後、およそ3歳半ごろから、「みんなの積み木」を提示しています。全ての問題をクリアしているわけではありませんが、完成に向けて試行錯誤しているようで、よい刺激になっているはずです。

そして、4歳になる少し前から、ユニキューブの提示を開始しています。ユニキューブの特徴は、なんといっても、複数の条件を考慮した形づくり。そもそも、ふたつ以上の条件を同時に考慮する遊びに取り組んだ記憶がありません。そのため、ユニキューブは、その良いトレーニングとなるかもしれません。段階的に難易度が高くなってゆくので、導入もスムーズです。

ニキーチンの「ユニキューブ」を創ろう(まとめ)
- 書籍「ニキーチンの知育遊び」には、数多くのパズルの遊び方、作成方法が掲載されています。そのなかでも、おススメのパズルは「模様づくり」「みんなの積み木」「ユニキューブ」の3つです。これらのパズルをいつ始めるかについては、子供が興味を示し、また同時にルールを理解できる年齢になった時が、適齢期かと思います。なお、うちの場合は、それぞれ、2歳ごろ、3歳半ごろ、4歳ごろとしています。
- 各パズルの教具は、市販のキューブを使って、自作することができます。基本的に、無色のブロックに色を塗る作業と、パターンカードとよばれる問題を、「ニキーチンの知育遊び」からコピーをするだけです。
- ユニキューブは、いくつかの条件を考慮し、パターンカード(問題)に提示されている形をつくります。「ふたつ以上の条件を踏まえる」トレーニングとして、このユニキューブは有用かもしれません。
「最後に」
ニキーチン氏が考案した玩具は、他にも自作が可能です。

早く取り組みたい、キレイな玩具で取り組みたい方は、こちらから購入可能です。
